アンプ用トランス
うちの技術顧問から以下のとおり写真とメモが届きました。 BLUES BREAKER マーシャルブルースブレーカー リイシュー品をハンドワイヤリング化しました。フィルムコンデンサ類は、マスタードレプリカでなく実験的に安価なオレンジドロップにしましたが、なか…
山下達郎のライブに行ってきた。6時30分過ぎから10時近くまで3時間半のノンストップ。サービス精神旺盛で、歌もトークも山盛り。あの高音の声量は62歳とは信じられない。 開演前の館内へ流れるBGMのDoo Wopの選曲がいいので、以前スタッフの人にダビングを頼…
SHINOSのホームページにJeff Kollmanの動画が掲載されています。今日、オーナーの篠原さんから電話があり、このJeff Kollmanの使っているAMPには、うちのトランスが使われていることを知る。 真空管ギターアンプの音作りは、そのアンプの回路、スピーカーと…
「クラプトンが”BEANOアルバム”で使用したマーシャルコンボアンプに搭載されていたアウトプットトランス」について、うちのアンプ技術顧問のAさんの見解を記す。 未だにはっきりとはしないのだが、少なくとも候補としてはRSブランド(イギリスの電子部品…
ネットからのお客様でMarshall Plexiの50W用に使用されているトランスの見積もり依頼があり、勉強のためにいつものうちのアンプ顧問よりPlexiについて教えていただきました。 Plexi (プレキシ)というのは、60年代後半から70年代初期に作られたマーシャ…
VOICEの岩瀬さんよりご紹介いただき、本日KORGの三枝監査役にお会いした。温厚な方で、またエンジニアの方の特徴である事実を旨とする探究心による会話。「日本を代表するシンセサイザー開発者の第一人者」と紹介されている方であり、当方はシンセの仕組みに…
www.youtube.com SINOSさんのホームページがリニューアルされた。(下記アドレス) shinos-hp 先日篠原さんの工房をお邪魔した際、CARL VERHEYENの動画を見せていただいた。そして、その動画はホームページにアップするとの事で楽しみにしていた。 SHINOSさ…
Voiceの岩瀬さん - markdadaoの日記で書いたように、1990年以来ギターのプレーヤーであり収集家であり、修理やギターの調査を行っているFrank Meyersの著による「History of Japanese Electric Guitars」をアマゾンで購入し、さっと目を通した。 前書きにこ…
SHINOS amplifier company 金曜日昼前には、フジロックの開催地苗場へ向かわなければならないとの事。SHINOSの社長篠原さんはチューブアンプの製造販売以外にもスタジオやライブステージでの楽器テクニシャンもやっており、多忙な中、時間を開けていただき、…
B'z を擁するBeing グループのFAT事業部は、ライブやスタジオのテクニカルエンジニアリングや、エフェクターやアンプの制作を行っているようだ。京浜島のFAT本社へ何回も行っているのだが、本業のトランスの打ち合わせで詳細を聞く機会を逃し、私自身良くわ…
開口一番、「おい、ここは下町じゃないよ。ご府内だ!」。誰かが私のブログを印刷し、岩瀬さんへご注進したようだ。84歳のご高齢の岩瀬さんが、まさか私のブログを読んでいるとは思わず、驚いた。あちらこちらの人から、岩瀬さんの関連記事があると送って来る…
今回は50Wクラスの真空管ギターアンプ用の出力トランスのテストを行った。全部で8種類の出力トランスをスナップスイッチで比較する方法をとった。前にも話したと思うが、音は意外と記憶に残らないので、瞬間に音を切り替えて比較をしなければならない。残念…
(Episode)テスコの生い立ちと崩壊(前編) |というブログを読んでいたら、子供の頃の記憶が蘇った。確か、僕にハワイアンギターを教えてくれた人は「橋本」さんではなかったかと。新宿の家から5分ほどでその方の自宅があり、そこへ行って教わった記憶がある。…
九州に続き、四国、中国、近畿地方は梅雨入りとのこと。しかし、今日は沖縄を除き全国的に晴天に恵まれた。そこで一句。「六月を ツユとも知らず 青い空」(だじゃれ少々) 本業のトランスのことだが、トランスは「絶縁」が命と思っている。だから、濡れたり…
昨日の午前中、客先とメールと電話で最終仕様の確認をし、昼食後設計を始め、2時過ぎに巻線者へ製作仕様書を渡し、巻線をしている間に仕上げ材料の準備を始める。今朝より巻線仕上げと組立を行い、中間検査をパスしてワニス含浸を行う。1時半頃乾燥炉より出…
岩瀬電子のVOICEのカタログが20代前半の頃のノートに挟まれて出てきた。汚れや傷も無くきれいな状態だったので、写真で残すことにした。3年前に岩瀬電子の社長へ電話をしたが、すでに80代と思われるのですがお元気そうでした。 あの頃はグループサウンズなど…
昨日依頼を受けたアンプの修理のため、館林の技術サポーターA君へ届けに行く。目的はもう一つあり、「恩田家」のウナギの弁当を手に入れるため。時間の都合がつけばお店で食べるのですが、ここは昼は11:00から14:00までのため電話で注文しておいた。帰宅後食…
真空管ギターアンプのトランス(電源トランスや出力トランス)を主にネット上で販売していると、多くはB to C(企業と個人の取引)が主体となる。本業のトランス業は殆どがB to B(企業対企業の取引)であったので、戸惑うこともよくある。 B to Bのビジネス…
真空管ギターアンプ用のトランスを、直接個人ユーザーへ製造販売始めたのは約5年前。始めたきっかけは後輩が趣味でアンプを作っており、うちがトランスメーカーとのことで依頼を受けてから。そして業務用のトランスの依頼のために来社された方と、打ち合わせ…
以前は低域がドライブするようなギターアンプに人気があったが、最近はギターの中域が伸びて、低域をカットするようなアンプに嗜好が変わってきている。 バンド演奏の場合、ベースギターと重なるよりはギターソロで華やかに音が抜ける方がバランスが良い。ま…
今日もあるお客様からの感想をメールでいただきました。まだまだ改良をしなければなりませんが、お客様が満足していただくことを目的に制作・工夫をします。 真空管アンプ用の出力トランスは、そのジャンルによりクラッシック、ジャズ、ロック等と音の好みも…
ギター用真空管アンプ(Fender Twin Revervb)の修理に立ち会う。そして、アンプビルダーの要望を確認しトランスを容易に選択できるよう、出力トランスや電源トランスのカタログ化を検討する。手前にうちの電源トランス(銅板のショートリングが見えます)が搭…
アンプビルダーでうちの技術アドバイザーのコメントです。 最初にツイードベースマンの解説、次にそのリイシューの注意点を記載します。 ツイードベースマンとは、フェンダーベースマンアンプの中の1バージョンで1959年に発売されました。出力管は58…
うちの電源トランスAGPT-01, 出力トランスAGOT-05,チョークコイルAGCH-04を搭載し、ハンドワイヤリングしたオールドマーシャル(Marshallの最初のタイプ)をアンプ・アドバイザーが作った。 ハンドワイヤリング(手ハンダによる配線)について、コメントを記す…
ギター用真空管アンプの出力トランスや電源トランスを製作販売しているのですが、お客様からアンプについて相談を受けることもあります。 真空管のギターアンプはオーディオアンプとは同じではなく、その製作に関しては経験とそれを裏打ちする学習研究があっ…
京王よみうりランド駅の目の前にある、楽器メーカーのコルグ(KORG)本社を訪問。1階正面にステージ付きのショールームがあり、キーボードやアンプなどが展示されており、壁面にはエレキギターやベースがところ狭しと吊るしてある。2階へ上がる階段のガラス窓…
六本木のAbbey Road(Beatlesのコピーバンドのメッカ)で大石吾朗と西村協さんの「Oh! Genki? 協cono吾朗」のライブへ、寄稿ブログでおなじみの石井夫妻(石井医院・立川)と行く。このバンドのギターの村山君と石井君は高校の同級生。久しぶりの再会だそう…
下記写真の下部は取り外したトランスと、新規に搭載されたトランスのアンプです。 電源トランスはAGPT-22(入力AC100V、出力280VCT,5V,3.15VCT、静電シールド、ショートリングつき) 出力トランスはAGOT-16(4KΩ / 0-4-8-16Ω) 以下はアンプビルダーで友人の…
真空管ギターアンプは電源トランスと出力トランスが必要。 音響機器であるギターアンプだが、電源トランス自身がハム・ノイズの発生源となるため静電シールドやショートリングは必ず取り付ける。 永年の経験上、設計する際、磁束密度を低く抑えた方がノイズ…
お客様の要望を知るため、Labを訪問。うちのトランスが搭載されている100Wの真空管ギターアンプヘッドを見せていただく。 様々なギタープレーヤーの好みに合わせて、出力トランスの製造方法を工夫する。従来のタイプは一つの個性として確立して行くが、もう…