markdadaoの日記

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富岡製糸場観桜会10周年記念コンサート

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富岡製糸場世界遺産に登録され、それを機に桜を愛でる観桜会も開催され、今年で10年を迎えます。

地元の人たちでも、なかなか製糸場内に入る機会がないとも聞いております。そこで10周年イベントを企画し、場内で地元名産品の販売ブースや、音楽、踊りなどの愛好会が発表する場を設け、多くの入場者を迎えるようです。

私達アラカルト(バンド)は地元企業の協賛を得て、10周年記念コンサートを行います。場所は重要文化財となっている西置繭所内にある多目的ホールで4月7日の2時過ぎより演奏を行う予定です。

ライブは無料ですが、富岡市民以外は製糸場の入場料1000円がかかります。この機会に、ご家族やご友人らと富岡製糸場を訪れてください。

富岡製糸場の建設及び初期の工場運営にはフランスと縁が深く、それに因み私たちはLa vie en roseを歌う予定です。そのほかJazzやPops 、そして映画音楽やロックンロールなどを演奏します🎶

日曜日の午後、気軽にご来場下さい。

 

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Spring Dinner Show

女の子の節句の3月3日に、再び高崎のセレンディプさんでライブを行いました。

3ヶ月後同じ場所でのライブに、無名の私たちにとってお客様の入りが心配でした。しかし、前日、当日の予約も入り、前回同様満席の中演奏ができ、感謝一杯です。

会場はステージがなく、お客様の席近くまでバンドが接近し、音がうるさいだろうと心配していましたが、PAの八木君の努力と、大野さんのドラミングのテクニックでカバーされたようです。後日談ですが、お客様の一人が、「ドラムが柔らかくて素晴らしいかった。ドラマーがオーラに包まれていた。」と好評でした。

恒例の誕生祝いのあと、今回はゲストとして、地元で演奏活動をしている城田君とボーカルのセリーナさんでduet「花は咲く」を歌っていただきました。事前に各テーブルへ歌詞カードを用意しておいたので、みんな口ずさんでいただけたかも? アットホームな和やかな一瞬でした。

お客様からのリクエストで私たちのバンドで演奏できるように、ギターの村山君がアレンジするので、最近は日本のPOPSもやるようになってきました。

 

 

高崎でのライブ( at Serendip) by alacartes

Christmas Dinner show

僕たちアラカルト(バンド名)は群馬県内各地でライブ活動を行っています。

冨岡市、安中市前橋市桐生市とやってきましたが、今回12月3日に高崎市にあるセレンディップ(レストラン)でクリスマスディナーショーを行いました。

当初の予想に反して、おかげさまで満席でした。
オリジナル曲も数曲あるのですが、主に大人の人が楽しめるカバー曲を演奏しています。

以下に当日のダイジェストをinstagramから掲載します。

 

クリスマス特集としてThe Christmas song

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冬のシーズンからBaby it's cold outside

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ちょっとJAZZのテイストを I've got you my under skin

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映画音楽より As time goes by

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ラストソングはNever enough

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アンコールはThe Twist againで盛り上がりました

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ステップダウントランス AGUT-06

 

AGUT-06

ステップダウントランスのAGUT-06

入力 AC100V、 出力 AC89V、容量約500VA

横型合わせカバー付き 入力NEMA5-15Pプラグ、出力NEMA5-15Rコンセント

W89xD72xH74  取付寸法80x56mm

 

そのほかステップアップトランスなど、カスタメードで製作をしてます。

トップ - 変圧器・トランス・フィルムのアテネ電機

連絡先  info@atenecorp.com

 

ご注文先のTHE AMP SHOP西田製作所の代表西田様の、当トランスの目的を以下に記載します。

89Vの効用ですが70年代終わり~80年代中期のMarshallを使ったハードロック/メタル系ギタリストの間で、スライダックを使用して会場に合わせて電圧を落として音量を下げたり、より深く歪ませていたようです。
その中で歪みのバランスが良いと言われている電圧が89Vでした
実際、音色的には程よく歪み、爆音ではありますがフルアップさせたときの音量が下がります。
実際89Vで弾いている動画がありますので参考までにご確認ください。
https://youtu.be/tSe0BCEzTsY

 

修身教授録一日一言を読んで 

 

 

森信三著による修身教授録一日一言より忘備録

1月17日 敬う心を起こさなければ、いかに優れた人に接しても、またいかに立派な教えを聞いたとしても、心に留まるということはない

1月21日 「世のため人のために」という所がなくては、真の意味で志とは言い難い

2月3日 偉人の書物を繰り返して読むということは、ちょうど井戸水を、繰り返し繰り返し、汲みあげるにも似ている

2月23日 現在自分の当面している仕事をまず片付けて、しかるのち、余力があったら、自分の根底を養うような修養をすべき

2月28日 人は生前、自分の全力を出し切って生きれば、死に臨んでも、「まああれだけやったんだから、まずこの辺で満足する外あるまい」という心にもなろうかと思う

3月17日 苦しみに遭って自暴自棄に陥る時、人間は必ず内面的に堕落する。・・・同時に、その苦しみを堪えて、これを打ち超えた時、その苦しみは必ずその人を大成せしめる

4月11日 単に受け身の状態で生じた感激というものは、決して永続きしないもの

4月14日 悠々として、60以後になってから、後悔しないような道を歩む心構えが大切

4月25日 少しも仕事を溜めないで、あたかも流水の淀みなく流れるように、当面している仕事を次々と処理していく。これがいわゆる充実した生活と言われるもの

5月20日 自己を制することができないというのも、畢竟するに生命力の弱さから

7月22日 階段の途中まで来ても、平地を歩くと同じような調子で登るのと同じように、人生の逆境も、さりげなく超えていくようにありたい

8月31日 我が身に振りかかってくる一切の出来事は、自分にとっては絶対必然であると共に、また実に絶対最善である

9月12日 私欲切断の英断が下さなければ、仕事はなかなか捗らぬ

9月13日 実務における先後の順序を明らかにするに至って、文字通り名弁の知を要する

9月15日 一度着手した仕事は一気呵成にやってのける(拙速主義)

9月18日 人間のたしなみというものは、言葉を慎むところから始まる

9月19日 謙遜ということは、我が身を慎んで己を正しく保つということ(すなわち、必要以上に出しゃばらず、またヘコヘコもしないこと)

9月23日 目下の人だからといって、言葉遣いをぞんざいにしないように(人間の人柄は言葉遣いによってわかる)

10月8日 1日の予定を完了しないで、明日に残して寝るということは、畢竟人生の最後においても、多くの思いを残して死ぬということ

10月12日 リズム感を磨くということは、生命の真の趣に触れるという意味で、人間修養の一助として大切

12月21日 いざという時に心残りのない道、これ真に案じて死に得る唯一の道

 

 

 

 

 

9月3日のライブ報告


www.youtube.com

 

今回も会場一杯のお客様のご来場をいただき、盛況にライブが開催できました。

1曲目はギターをフューチャーしたインストSleep walk。

いつもよりはスピードを遅くしてThe Orange colored sky。違う曲のように感じるが、三連符が連続するボーカルの歌詞が明瞭で、ドラムの4ビートがグイグイきて気分良かった。

リズムがボサノバとなりCorcovado。

今度はpops のDesperado。バックコーラスが入り、エンディングのボーカルのスクリームが効く。

What a difference a day made の原曲Cuand vuelva a tu lado をスペイン語で歌う。日本では馴染みが少ないが完成された曲である。

明るいラテン曲のあとは、スローな4ビートでボーカル十八番のMy foolish heart 。歌のうまさが感じられる。

1部の最後はFragile。紛争が未だ終結しない中、せめてもの平和の祈りの選曲。

2部の最初はJazzのスタンダード曲Satin doll。軽快な4ビートでピアノ、ギター、ベースのアドリブ後はお決まりの4バースでドラムフューチャーしてエンディング。

そのままドラムがサンバのリズムを刻みながらOne note sambaへ。

メンバーの紹介を挟みオリジナルのI miss you。前回のライブでお客様のリクエストがあり選曲する。お客様のリクエストが私達のレパートリーを広げる結果となる。

次はイタリア語で明るくリズミカルにVolare。

ちょっとオールディーズな、日本語が混ざる「ちょっと待って下さい」。海外では流行っていたそうで。

またスペイン語でMomentos 。この曲はラテンのスローな曲で意味深い一曲である。

ラストソングはI will always love you 。イントロはアカペラで始まり、エンディングで最高潮となる有名な曲。

アンコールでは力強いドラムビートからJailhouse rock。

大人が楽しめるライブを始めて約5年。群馬県内でコンサートを続けている。海外や東京へ行かなくても気軽にpops やjazzからロックンロールまで幅広い音楽が楽しめるバンド名「アラカルト」。

ライブの良さは、生音が倍音を発生させ、心のマッサージを施し、快い気分を提供します。

次回ライブは12/3高崎のセレンディップで行います。

 

 

9月3日のライブ予告

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諸々の事由により、5月以降延び延びとなった次のライブが、9月最初の日曜日3日となった。

コロナの5類感染症移行に伴い、各地でイベントが再開され地元富岡市でも音楽祭が予定されている。

僕らのバンドメンバーも、これらのイベントに参加するため、スケジュール調整が合わなくなった。そこで、ギターの村山君の友人達のサポートによりライブが開催されるはこびとなった。

ドラムは日野元彦氏に師事し、現在は東京キューバンボーイズペドロ&カプリシャス等に参加している大野孝さん。キーボード&ピアノは下記YouTubeにもある、様々なプレイヤーと共演されているプロの五島和成さん。

One Note Samba/大越 康子(Yasuko Ohkoshi) Jazz Live - YouTube

一部メンバーが変わるだけでバンドカラーも変化するので、5月にご来場されたお客様には新たなテイストを味わっていただきたい。

ボーカルはお馴染みのバイリンガルシンガーのSelina ,ギターもいつものジャンルにこだわらぬプロの村山君とベースの私。

前売りチケットは、富岡市は扇屋菓子店様、前橋市はカラオケスナックVocalist 様で販売してます。

会場は富岡市富岡1052にあるカフェラウンジ・ココで、お店には駐車場があります。

僕たちは大人が楽しめるミュージックライブを、夏の夕暮れ、爽やかな音楽で過ごしていただきたいと思っています。

 

お客様は先生 その3

客先数を増やしていた頃、急成長していたA社に量産品を納入し始めた。埼玉のE社の不渡りから、乗り越え始めた2年後であった。当時は資金的にも余裕があり、債権者副委員長までやるほどの精神的余裕もあった。今回は前回の借入もあり、資金繰りに困窮し関連倒産を免れられないと思った。

親戚中を周り、出資を仰いだが断られ、金は貸すが返済しろとのこと。また、A社の納入先へ出向き製品の継続納品を約束する代わりに、上場企業トップのT社部長に20代の若造社長が「注文書を発行して下さい」と掛け合った。「ダメならば不要在庫として廃棄する」とまで言った。

ラインを止めるわけにもいかず、注文書を発行してくれた。その注文書と、親戚から借りた幾ばくかのお金を持って2行の取引銀行へ飛び込んだ。1行は希望した額を貸す約束を取り付けた。もう1行は、「そんな希望額ではダメだ。不渡りを受けた損害(手形の買い戻しを含め)と、これから新たに納入する材料費が必要だから、その倍額を融資する」と言ってきた。不動産も無く、担保は若さだけだったのかも知れない。

確かに事業は継続しているのだから、「不渡りは2倍の資金が必要である」事を知った。手形は怖い。数年後には手形発行をやめ、現金取引にする代わりに業者へ値引き交渉をした。驚いた事に一部の業者が飛んできて、「経営に問題があるのか」探ってきた。「手形が発行できないほどの信用不安があるのか?」と。

そのT社の新潟工場は雪が深く、そのうち顔馴染みになった担当者に関東地方の工場の紹介をいただいた。紹介された工場がしばらくすると、新商品に弊社の製品を使ってもらう事になった。ある時、無理な納期要請があり、当時中国生産もしており、飛行機でハンドキャリーして間に合わせた事があった。

その商品を開発した担当者が役員になり、当時の事を覚えていただいてたのか、社内政治の力学で転注されるところを弊社を守ってくれた。「一時の損得勘定より、信頼を勝ち取る方が長続きする」事を学んだ。

また、大きな不良を発生させ、対策に駆けずり回った後、再発防止会議に招聘を受けた。品質担当役員に怒鳴りつけられるのを覚悟しての出席であった。しかし事実確認と、やらなければならない対策を淡々と説明するだけであった。

後日、この会社の中国工場へその役員が出張する事を耳にし、自分も急遽中国へ飛んだ。お付きの社員さんも含め、接待し大いに歓談した。帰国後のある日、役員室に呼ばれ「業者として何も要求しないが、何かあるのか?」と問われた。実は「この人から学びたい」との下心から接近していたので、「友達になりたい」と告げた。

時が経ち、天下り先の社長になってからも、仕事を出していただいた。

 

お客様は先生 その2

先代が急逝した時、真っ先に飛んできてくれたのは、お客様の上場企業S社のスタッフの皆さま。勿論私の心配ではなく、製品の供給能力の確保である。担当者は泊まり込みでサポートしてくれた。大学中退した世間知らずのボンボンに対し、相当心配をさせたのだろう。しかし、社員や他の客先、材料納入業者そして金融機関の不安を払拭してくれた。「揺るがないことが、持続可能の担保となる」事を知る。

数年経ち利益が出てきたら、新任の購買部長から決算書を持ってこいと言われ、儲けすぎと判断され、過去に遡り値下げを受けた。「自分の城は自分で守らなければダメ」と学習。

技術革新により、突然受注が7割削減される事になった。素人の自分でも、このままでは潰れると感じた。ベテランの購買部長(元労組の委員長)の指導を受け、人員整理による難局の打破を試みる。夜、選別した社員宅を訪れ、残ってもらうよう根回しをし、ある日社員全員に印鑑持参で出社していただき解雇を告げ、職安(ハローワーク)や知人の会社への再就職を依頼しながら、少人数となった会社の切り盛りを始めた。20代でやるには合点もゆかないところもあったが、「暖簾を守る」事は「信頼を維持する」事。商売の大事な要諦である事を学ぶ。その理念を頼りに、危機を乗り越えた。

この体験から、客先数を増やし自立経営しなければならない事を学んだ。1ユーザーの比重を30%以下、100社を目標に営業努力したが、数年間は改善が見られなかった。諦めないでやっていたら、インターネットの時代に入り、今では目標値を超えた。

今回の火災事故の際も、このS社購買部や技術部、生産管理部の人達がきてくれた。しかし、日本のトップ企業からの天下り社長の判断により、メインの仕事を引き上げられてしまった。事故後1週間で再起した事も、計画火災と疑われた様であった。納期を確保すると言う、責任感を誤解された事は理不尽であったが、引き上げられた客先の製造に置いて、非効率と不良率により、半年ほどで火災見舞金と一緒に戻ってきた。

火災は貰い火であれ、「火災事故を起こした企業との取引は撤収する」と言う、大企業ほど厳しいリスク管理を学んだ。自社内の火の始末は元より、近隣との付き合いや付け火される油断がない事を、日々気を配る事も必要である。

MarshallのJMP50Wモデルの出力トランス

お馴染みのお客様からの出力トランスの再生依頼品です。

70年代のMarshall JMPの50Wに使用されていた出力トランスが故障し、ほとんど音が出ないとのことでした。(写真右)

弊社製品型式名AGOT-06H(写真左)にて対応。縦型のリード線仕様。

仕様は50W,p-p、1次側3.5KΩ、2次側0-4-8-16Ω

外形寸法 W80xD90xH99  取付ピッチは70x66mm

巻線は2セクションにて、それぞれサンドウィッチ巻きをしています。

配線前のタップは24本出ており、それらを1次側3本、2次側は4本のリード線に配線し引き出します。コアはオリエントコアの4枚組。

明日、お客様へ出荷の予定です。