markdadaoの日記

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ライブバンド「アラカルト」について

今年のライブも11/27の前橋、12/15の富岡ライオンズクラブ、12/22の富岡中央ロータリークラブのクリスマスコンサートで終了。この1年間新たに、富岡製糸場や安中にあるゴルフ場クラブハウスでのライブもやることができた。

 

主に自分たちの好む洋楽のカバー曲を演っているが、オリジナル曲も何曲かある。バンド名の「アラカルト」の由来はフルコースと違い、好きなものをジャンルにこだわらず取り入れるためにこの様なネーミングとなった。

譜面はプロのギターリストの村山君が作成し、数回しかできないリハーサルの日までに、それぞれが自分のパートを仕上げてくる。リハーサルはドラムの佐藤君のスタジオで行い、レコーディングされた音源を各自参考にして練習をして本番を迎える。ボーカルはカラオケスナックを始め、お客が居ない時は譜面台にマイクスタンドを用意し、歌と振り付けを練習しているそうだ。

ライブに誘う私の友人たちは、私がアマチュアであることで、音楽の内容より付き合いできてくれるのだが、バンドのメンバーのレベルが高いことでライブを楽しんでくれた。

 

やむおえぬ事情で19歳で大学を中退し、当然バンド活動からも遠ざかることとなった。その後東京や、また海外に出かけた際ライブハウスへ立ち寄ることが多かった。どこの国でも地元の仲間たちがライブハウスへ来て、生の音楽を背景に飲食と雑談で楽しんでいるのを目撃した。日本ではおしゃべりをすると、注意をされるのでその堅苦しさに嫌気をさしていたのだが。とても羨ましくもあり、「そうだ、群馬でも大人向けのライブをやろう」と思い立った。

ちょうど富岡市内で、知人がソファーのあるライブハウスをオープンした。そこで2、3回友人のバンドを呼び、チケットを販売し生演奏をしてもらった。しかし演奏の当事者になった方が楽しそうだと思い、4年前友人のギターリストの村山君に電話をして、群馬のために手伝ってもらう事にした。次にメインのボーカリストは、ホイットニー・ヒューストンやJAZZを5カ国語で歌いこなすセリーナをスカウト。ドラムはJCの後輩でリズムが安定しており、様々なバンドのサポートをしていた佐藤君に依頼。キーボードは以前佐藤君の演奏仲間だったチカさんを迎えた。

僕たちはステージ上でのショー(パフォーマンス)をお客様に楽しんでもらい、音楽を通じて心を癒してもらいたいと願っている。ドラムの佐藤君の尽力により、PAによる音作りも工夫をしている。ボーカルのセリーナの流暢な英語とたどたどしい日本語のMCで観客を魅了している。キーボードのチカさんによるストリングス、ブラス、オルガン、ピアノ等多彩な音色で曲の厚みを作ってる。バンドのレベルアップに編曲、リハーサルの指導、本番時の曲の完成度はギターの村山君の働きは筆舌に尽くし難い。ベースの私は村山君に言わせれば、4年前から比べ「伸び代が大きい」とは、嬉しいかな、悲しいかな。なんとか皆んなの足を引っ張らない様に日々練習練習。

 

来年もバンド活動が続けられたら幸せである。19歳で途切れた夢を、半世紀すぎたこの歳で再現するなんて、幸せと感謝で満ち溢れている。

ビデオカメラで撮った映像のため、音は悪いが雰囲気は感じてもらえるかも。


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