markdadaoの日記

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5ヶ月ぶりのライブ


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昨年末以来、久しぶりのライブ。12月に3回ライブをやり、食傷気味であったのか、休みが長くなってしまった。しかし、その間2曲新曲が準備できた。

コロナ禍、クラスターのリスク回避のため、休業していた「コヒーラウンジCOCO」を5月21日だけ開けてもらい、想定以上のお客様の来場のもとライブが開催された。

ご来場の御礼を言うつもりであったが、思わぬ笑い声の反応に調子に乗り、数分話を続けてしまった。中には「早く演奏をやれ」と思っている人もいるだろうし、バンドメンバーの集中力を欠いてしまうので、謹まなければならない。

最初はいつもインストを演るため、ギターの村山君に曲を選んでもらった。Isn't she lovelyでStevie wonderの独特なリズム感が楽しめる。ドラムの佐藤君はしっかり8ビートを刻んでいるが、3拍目の8部休符を含んだ3連譜をギターとキーボードがバッキングを、思わず4ビートを誘発する。

1曲目が終わり、そのままドラムがボサノバを刻み、ボーカルがマイクを持つまでバンドがDesafinadoのイントロを繰り返す。スピード感のあるボサノバをボーカルのSelinaさんがポルトガル語で歌い始める。

バンドメンバーの紹介が終わり、Jazzの名曲Fly me to the moonを英語で歌いはじめ、エンディングはシナトラ風におさめる。

Momentos(瞬間)はAndrea bocelliの歌声をYouTubeで観て、一発で魅かれた。元はJulio iglesiasの曲だったようだ。イタリア語で静かに入り、サビは感情豊かに力強く、最後に「二度と戻ってこない瞬間」で結びます。

Afternoon coffeeはSelinaさんの作詞作曲で、村山君が三拍子にアレンジし、間奏は軽快なJazzワルツ。詩の内容は「コーヒーショップへ訪れるお客の後ろ姿に寂しさを見て、苦いエスプレッソも隣に誰かがいればその苦さも柔らかくなるでしょう」。

Mistyは1964年のSarah Vaughan風に「Look at me...」で始まる。これもスタンダードなJazzである。ウッドベースでやれば良いのだが、エレキベースではなかなか音が減衰しないので苦労する。

1部目の最後は、新曲のFrenesi。キーボードのChicaさんが難しいイントロをこなし、ギターとのVerseをボーカルが歌い上げ、そしてcow bellの繰り出すリズムにスペイン語で歌が始まる。このcow bellの音とリズムの虜となり選曲した。

2部の最初はキーボードと歌のDuoでLa Vie En Roseをフランス語で歌い上げる。キーボード一本のため、歌声がクリアーに聞こえ、極上のボーカルを楽しめる。

Desperadoは三人の男性コーラスをバックにカントリー風に曲が流れ、オリジナリテー溢れたエンディングとなる。

私たちのライブでは誕生月の人たちをお祝いすることが恒例である。Selinaさんの作詞作曲したVerseを歌い、いつものHappy birthdayにつなぐ。以前ロータリークラブで途上国の孤児院を訪れたさい、子供たちの何人かが誕生日が分からず1月1日になっていた。その後、この世に生を受けた大事な日を、みんなでお祝いしようと決めた。

ボサノバのWaveはメロディーに高低差があり、歌い手にとって音を取るのが難しい曲だ。

途中、インストとして多くの人が知っているSunnyを演奏する。さすが半世紀ギター一筋の村山君のテクニックが楽しめます。

リズム感あふれるJazzのCheek to cheekを踊りながらセリーナさんが軽快に歌う。

最後の曲はWhitney Houstonの名曲Greatest Love of Allを歌い上げる。歌唱力がないと、簡単には歌えない。万雷の拍手を得てアンコール曲に入る。

ギターのイントロから始まる不滅のロックンロールJohnny B Goode。会場がノリに乗った。

東京から1時間ちょっとの位置にある群馬県だが、大人のためのライブを楽しめるところが少ない。「ちょっとお洒落して、友人、知人、恋人、夫婦で音楽を楽しめると良いな」をコンセプトに五年前にはじめたバンドです。バンド名アラカルトの通り、ジャンルに拘らず、良い曲を選曲してます。一度は観に来てください。