アイスが美味しいとの評判で、初めて「じぇら２１」へ買いに行った。オーナーは旧友のＦ君。20数年ぶりに会ったので消息を尋ねたら、奥様を5年前に癌で亡くしたとのこと。不覚にも同じ町に住んでいて知らなかった。
上海のＫ君（高校時代からの友人）も今年奥様を亡くした。独りで上海で頑張っているのを、機会が少なく1度しか行ってあげられない。
池波正太郎流に女房のことを家人と言う。その家人が亡くなると言うことは家を守る人が居なくなるので、自分ならば凧の糸が切れたように漂ってしまうだろう。
今晩その家人と風呂屋に出かけていたら、以前弊社に勤めていた社員から電話があった。フィリピン人の奥さんで、日本人の旦那さんが昨晩亡くなられたとのこと。今月始めにその旦那さんから電話があり「癌で闘病生活をしている。心残りがあり、許しを得たいので電話をした」とのこと。「そんな事を気にせず、今は病魔に勝つように頑張って」と言う言葉しかなかった。
まさかこんなに早く死期を迎えるとは想像していなかった。明日教会で葬儀があるとのこと。そういえば彼は奥さんの影響で改宗したと聞いていた。
配偶者を亡くすことは、心に大きな穴を持つことのようだ。
