markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

環境に優しいバッテリー型移動用ポンプ


再生エネルギー(主に太陽光発電)を利用し、充電器コントローラーを介しバッテリーに低電圧充電する。そのDC12Vないし24Vを三相インバーターで交流化し三相交流インダクションモーターの水ポンプを動かす。このシステムの特許を取ったと先週電話があった。
電話の主は弊社得意先の元取締役のKさん。2年半かかったと喜びの電話であった。そして近々にお伺いする旨を約束し、本日実現した。

Kさんのポリシーは、リタイアー後今まで培った技術を活用し「CO2を減らすこと」と「水の供給」に寄与することであった。
そして私はその技術の成果(製品)を世の中(特に海外)へ供給することを依頼された。そのためには、プレゼン資料、事業計画書(殆どKさんが作られていた)、マーケッティング、資金計画を準備しなければならない。ハードルが多いのだが、追い風が吹いている。それは太陽電池が半年前の見積もりと比較し3,4割減になったこと。日本の技術に裏打ちされた中国製であり、昨日のブログの考え方の通り、品質が保証されている。
有機薄膜の太陽電池が実現すると、現在の稼働率22%が60%台となり3倍の能力を持つことになるらしい。また車載用のリチウム電池が来年になると倍の能力になるらしい。この技術革新が太陽発電を市場価格に引き下げ、代替エネルギーとして現実性を帯びてきている。
Kさん曰く「一般的な技術屋さんは半導体など新技術と旧技術を融合させて、needsに応えることを考えていなければ駄目だ」とのこと。