markdadaoの日記

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EMSビジネス


中国にいる友人より日本製の整髪料(水分ヘアーパック)を2本送るよう依頼された。自分も朝の寝くせを整えるため、水同様な整髪料を使っているので、気軽に了解し郵便局のEMSで手配をした。
引き取りに来られた担当者が局へ電話し、整髪料は飛行機には乗せられないとのことで断られた。確かにその担当者が持参した商品分類には整髪料は禁止項目に掲載されていた。ネットで調べると整髪料とは掲載されていない。水分の重量が90%以上の場合は問題が無いとのこと。問題は引火性なのに整髪料という概念で判断されてしまった。
以前、香港経由で中国へ不良の返品をした際、中国の郵便局から受け取りを断られ返却されたことがあった。往復の費用をすべて請求された。日本の郵便局からEMSの営業を受け、大丈夫とのことで商品を委託したのに、郵便局は何の責任も取ることがなく、回答はまるで素人同然であった。
中国へ商品を送る際、現地の事情がわからないのでいつ着くかわからない、と窓口はそっけない答え。確かに追跡サービスを利用しても、日本国内まではわかるが海外に入ると行方不明となる。FedEx等は行方が手に取る様にわかるのに不思議である。
更に中国の郵便局が現地受け取り者へ訳のわからない費用を請求するので、現地企業からEMSは使わないでくれとのクレームもある。さすが両国とも国営事業らしい対応である。
書類は安い(900円)ので海外へB/L(船荷証券)を送るが、友人の企業は2回も紛失され少々高くてもEMS以外を使っているとのこと。
郵便局は書類一つでもEMSのため車で2人でやってきてくれる。ありがたいと言うかコスト意識があるのか疑問である。そして土日及び祭日は受け付けてくれない。
民間の郵便物事業の参入チャンスが、国内以外にも国際間にもあるのではと思う。