国道406号線を倉渕郵便局前を左折して7,8分山あいに入ったところに「相間川温泉」(あいまがわおんせん)があった。ここも馴染み客が風呂場を占有していた。入館料は高崎市民が310円で一般は500円。お湯は露天風呂が源泉の茶褐色と、ろ過した透明の内風呂となっており、サウナはない。ナトリウム・カルシウム塩化物強塩温泉で、塩分と鉄分が多く含まれているというが、内風呂のお湯は木屑の香りがした。お湯を手ですくって揉んでも温泉特有の粘り気がない。湧出温度62℃とのことで、水で温度を下げてはいるだろうが、それでもたった30分ほどで身体が温まった。
昼はご飯ものがあるのだが、夕食は麺類が主である。1泊2食付きで別棟に宿泊施設が10部屋あり、すぐ下には6棟のログハウスがある。山の中の温泉で臭いが辛いのだろう、「カメムシは粘着テープでお取りください」とガムテープの上に注意書きがあった。帰り路を松井田方面にとると、曲がりくねった山林を走る。すれ違う2台の車と、道を横切る狐や狸を3頭見かける。くらぶち相間川温泉