markdadaoの日記

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小沢一彦先生(地区協議会)その1

2010-2011年度第2840地区協議会が前橋にて開催された。「私のロータリークラブの考え方」と題して2007-2009年度国際ロータリー理事の小沢先生の基調講演が行われた。箇条書きの講演記録メモを記載する。

ロータリーの苦手は改革である。なぜなら「安易な踏襲と無責任な妥協」をすることで誰からも非難がされないから。例えば規定審議会への代議員の選出で、選考委員会が年功序列に選ぶため、車いすの会員が3人、一人は出かけたら元に戻れないほどの人たちなので、明日のロータリーを担う人を選出していない。3年に1回の規定審議会へ今度は順番ではなく、能力がある人を選ぶことが出来る。なぜなら今度は年齢的には自分なので、自分は行かず替わりに若い人を推薦するからだ。
PETS(会長エレクト研修セミナー)では自由な討議をしたいので、パストガバナー抜きで討議をしたいと言う意見もある。
変えようという考え方を話する人はいるが、変えたことを話す人は少ない。
1972年に日本青年会議所(JC)の会頭をやり、横須賀RC(ロータリークラブ)へ入会した。RCへは本人が知らない間に推薦され入るものと思っていたが、役員をやるようになり騙されていることが分かった。またJCはRCでは嫌われていることがわかった。
RCへの紹介者(入会を勧めていただいた方)の息子さんを会員拡大で入れ、自分がクラブ会長の時幹事をやってもらった。
クラブの事務局員に何でもやらせては駄目だ。幹事らの勉強にならないし、毎年の経験で事務局員がいくら内容を知っていても踏襲でしかない。改革はできない。RCでは恥をかいて改革を進める。改革内容をよく吟味してその理由を調査してから進めるように。
クラブ会長の時代、役員に健康診断書を出させ1年間を全うした。会長は組織運営を簡素化し、若い人を育てる。

(続く)