markdadaoの日記

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小沢一彦先生(地区協議会)その2


ガバナー時代は地区大会を改革した。
IM(インターシティーミーティング)では、全員登録で当日の出席者を減らすと金が残るので、登録料を2,000円に下げてやった。地区大会でお金がかかる原因を調べたら、殆どイベント会社にまる投げし、ホストやコ・ホストクラブの会議費として飲み食いに使われていた。登録料は当日参加していただくお客さんだけ使おうとして、コーヒーとマクドナルドハンバーグだけで会議をした。
2001-2002年度の国際ロータリー会長のリチャード・キング夫妻をお呼びした地区大会を開催した際、当初の見込み500人が1800人に以上となり、RCはきちっとした価値があれば人が集まることを知った。そして1820万円の余剰金が生まれた。その資金はガバナー事務所の固定化(藤沢市)のための権利金、家賃に充当した。しかし事務局員は弊害を予期し、1年契約の更新で雇うこととした。従来は副幹事が地区ガバナー事務所を運営していたが、距離があるので現在は事務局員と何人かのアルバイトで対応している。
次に会員増強をやった。3か月で28人を入れた。知り合いを入れると辞める時も同時に辞めるから、バランスのとれた職業分類を活用した。毎例会に未充填職業の空欄を掲示した。結果として2人が亡くなり、5人が辞めてしまったが純増であった。フォローとして毎月最終例会後に集まってもらい話をした。
ロータリーの財産は会員だ。だから会員減らしはゴクつぶしである。
最近は会員がクラブを選ぶようになった。例えば地区協で同じセミナーを受けてもAクラブとBクラブでは解釈内容が違ってくる。従って所属クラブを辞めて、他のクラブへ移籍する会員が出てきた。
入会の動機は誰かがいるから入ると言うことが多い。女性会員や若い人が入りやすく、会費も安いクラブが魅力的である。従って地区内で会費値下げ競争も良いのでは。食事が楽しみという年寄り会員の苦言もあったが、改革を押し通してきた。

(続く)