markdadaoの日記

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小沢一彦先生(地区協議会)その3


日本と世界のRCの違い
ロータリーのクラブ数、会員数ともに世界では増えているが、日本は減少している。クラブ平均会員数は世界では36人/クラブ、日本は40人/クラブである。日本の会員減少はアメリカに次ぐ。高齢化はイギリスに次ぐ。
しかし会員在籍数は10年以上が53%以上である。これは質が高いと考えられる。日本は今世代交代の時期である。日本のRCは再び甦る。新興国のRCはこれから壁が立ちはだかる。
会員数により日本は今まで3.5ゾーンだった。しかし現在は2.5ゾーンで国際ロータリーの理事を出せない年を作っては駄目だと考えた。アジア会議の際台湾や韓国の発言が強かったが、タイの代表が台湾にアラスカと組めばと言い、理事会ゾーン検討委員会のマイケル・マクガバンRI理事のお陰で日本は3ゾーン確保できた。
RI理事2年目では決議23−24の削除にストップをかけた。これはポリオ撲滅推進計画にとって都合の悪い決議事項である。ロータリー章典からの抹消はやむえないが手続要覧からの抹消は止めなければならない。
次年度の国際ロータリーの会長レイ・クリンギンスミス氏は本気でロータリーを変えようとしている。なぜなら豊富なロータリーの経験に裏打ちされた自信がうかがえられる。しかし今はかなりな抵抗を受けている。
地区大会での会長代理者に対し国際ロータリーは1000ドル(約9万円)の予算しか見ていない。よって招聘する地域が限られる。

(完)