markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

草津の思いで

地区のロータリーで先日行われたRLIの打ち上げに、同じDLである会員の経営されている草津の飯島館へ8名の会員が集まった。私は下戸の為このような席は遠慮することが多かったのだが、うちの地区で第1回目のRLIが完遂出来た達成感もあり、雨の草津へ向かった。
反省会の中で、「RLIを通じこのような仲間と知りえることが出来たのは幸い」と、オーナーの飯島さんの謙虚な言葉に、私も「この年齢で友人が出来た」事に同感。私の部屋は3人で12時過ぎまでロータリーを語る。まるで青春の再来である。
まだ霧雨が残る朝、私は湯畑から「大阪屋」を過ぎて、左に郵便局を見「高松」の前にある町の人たちが使う共同浴場へ向かう。この「煮川の湯」の前に民宿があった。40年前、私がスキーを始めた頃、うちの会社の社員さんのお姉さんが経営していた民宿へ数年通った。しかし、永い年月が民宿は「高松」の駐車場となっていた。共同浴場の隣家は民宿経営者の上のお姉さんで郵便局へ勤めていたが、今は誰も住んでいないようだった。
ちょうど近くの庭先に人が出ており安否を尋ねてみた。民宿の下のお姉さんは近くの高台に引っ越し、共同浴場の隣家の持ち主の上の姉さんは14年前に亡くなられた。「すぐ傍だから行ってみたら」と促され、本格的な雨の降る急な坂を昇ることになった。

突然の訪問で驚かれたようだが、40年前の話をした。私と一緒に遊んだその甥子さんは37歳の若さで亡くなられた事を知る。うちの会社の社員だった方は4年前亡くなられたそうだ。自分は80歳を過ぎて一人でカッコウの鳴き声を聞きながら、あれこれ忙しく生活をされていることを聞く。

帰り途、つるし飾りで有名な「地球屋」を覗くが、午後のロータリーの会議に間に合わせるため急ぐ。

お探しの店舗のページはありませんでした