markdadaoの日記

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会員増強セミナー

昨日は桐生で地区の会員増強セミナーが開催された。
曽我地区研修リーダーの「ロータリーの戦略計画と会員増強について」の基調講演がパワーポイントで行われた。約80ページにも及ぶ内容の濃いものであったが、予定された1時間ぴったりに終了された。
次に昨年度8名(129%)の会員拡大を行った前橋南RCの橘田直前会長が事例発表を行った。開催前に橘田さんは「28名の会員数だから8名増えても・・・」と謙遜していたが、「少数人数クラブには拡大の可能性のお手本となる」と称賛。スピーチの中で「これはと思う人を例会の食事に誘う『招待状』と『ロータリーのあらまし』を作成し活用した」との件は、以前から私もクラブ内で担当委員会に提案していたが、私は言ってるだけで実行しなかったが、橘田さんはそれを実行し8名と言う結果を出した。セミナー終了後うちの田中会長と話をして、その資料をもらうこととした。そして今日、事務局経由でFAXとメールで入手し、うちのクラブ名などに修正し、理事会に活用を提案することとした。
最後に「地区での会員増強の取り組みについて」として、元地区幹事の伊能さんが通年での減少を止めた事例を発表した。方法として「ガバナー補佐の協力が功を奏した」とのことであった。
私はこれらの講演や発表を受けてフリーセッションを受け持った。当初は30分ほどあると思っていたが、正味15分ほどとなっていた。Y先輩から小声で時間調整の指示を受け、パワーポイントコントローラーとハンドマイクを両手に持ち、「何故拡大をするのか?」と「拡大は誰の為?」の質問を、小走りであちらこちらにマイクを向けた。目をそらす人、目が偶然合ってしまう人等を調整しながら考えを聞く。また、異性へのプロポーズの「好き」と「入会」をかけて、身近な事例としてイメージしていただいた。大急ぎでやったので10分ぐらいで終わってしまった。そこで司会担当の水石さんの職業の「花や」とかけて「本日のセミナーの成果」ととく。その心は「増加につながるでしょう」と落ちを言ったのだが、過半数は反応がなかった。一昨晩の草津での懇親会では「受けたのになァ」と。でもしばらくして曽我PGが笑ってくれたのは救われた。最高の洒落は「昼間その話を聞いても良くわからず帰宅する。そして寝る前にその面白さに気付きクスリと笑う」と誰かが言ってた。
日本の会員数は、当初資産階級の人たちがクラブを興し、そこへ中産階級者が追従参加したので急速に会員が増えた。しかし約10年前から勝ち組、負け組の経済構造の変化により、中産階級が没落してゆく中で会員数も同期し減少を始めている。と、ある高齢の高額所得者であった先輩が話をしていた。
私は所得の大小ではなく、人間が本来持っている相互扶助の精神を、友情の中で実現する集団であってほしいと願うものの一人である。