markdadaoの日記

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ROCKET真空管ギターアンプ専用のトランス製造現場


ギターアンプのトランス製造会社アテネ電機へ、シノーズ篠原が訪問し、SHINOS & L ROCKETのトランス製造の様子を取材する!!

昨今、主に真空管ギターアンプ専用のトランスは日本での市場が小さく、殆どの国内企業は撤退し、多くのアンプビルダーは海外から調達していた。またはオーディオ用のトランスを活用していた。

10年ほど前、友人のAH君からトランス製作の依頼を受けた。彼はバンドをやりながらアンプを作っていた。弊社の先代は、グループサウンズ全盛時以前よりギターアンプ向けのトランスを製造、供給していたため、ノウハウは多少持っており彼には喜んでいただけた。

また、ソニーを退社されアンプの出力トランスに造詣の深いAKさんとめぐり合い、本格的真空管ギターアンプ真空管オーディオアンプ用のトランスを受注するようになった。

その後、ネットより様々な注文をいただくことになり、また生産を中止したビンテージのトランスも持ち込まれることになり、解体しては当時の製造方法を確認することができた。さらには日本全国のアンプビルダーの方々とメールや電話で知己を得ることとなった。

私が中学、高校時代荻窪に通っていたため、その懐かしさから当時荻窪で工房を開いていたShino'sの篠原様だけは、唯一私からアポイントを取り訪問させていただいた。ものづくりに研究熱心な人柄で、すぐに好感を持つことができた。また、当時KORGにお勤めしていたLeeさんは、ある日彼の友人と弊社を訪れ、製造現場を視察し巻線を巻いてみたいと言い、実際に巻線機に触れた唯一の人であった。このお二人のアンプに対する嗜好も共通点があり、ふと「二人が協力して面白いアンプが作れないか」とヒラメキご紹介した。そして年月が経ち、Shinos & LeeのギターアンプROCKETが生まれた。

先月、篠原さんからのご依頼でトランスの製造現場の動画を撮影していただき、多くの視聴者から過分なるお褒めの言葉をいただいた。そして現場にスポットライトがあたり、社員さんの”誇り”が さらに高まったことに感謝しております。

これからも、良いトランスを作ってゆくために研究開発してゆきます。


ギターアンプのトランス製造会社アテネ電機へ、シノーズ篠原が訪問し、SHINOS & L ROCKETのトランス製造の様子を取材する!!PART2

www.atenecorp.com