markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

ドイツからのGreetings

私たちのロータリークラブに所属していた、ドイツのEckart君から私たちへメールが届いた。その中で3つの興味のあることが書かれていた。
1つは日本人の英語力の件。

会社では若い韓国人、中国人、マレーシア人、インドネシア人そしてフィリピン人の英語力は、日本人の同僚と比べ勝っている。英語力を高めなければならないのに、西欧へ行く日本人留学生が減少している。

アメリカへの留学生も減少しており、今は韓国、中国人が多くなっていると言われている。特に男子の留学生が減少しているようだ。会社でも海外転勤には消極的な若手社員が増大しているとのこと。全く情けない話である。日本の将来の国際化はどうなるのであろう。

2つ目は電気自動車の懸念。

過去2年間のエンジン自動車から電気自動車への流れについて、化石燃料のガソリンの有害性よりも電気自動車のバッテリーなどの有害性はその10倍から50倍あるので、エコロジストとしてまた子をもつ親として懸念する。

ガソリンによる二酸化炭素の排出量が多いので、電気自動車は環境の救世主と思っていたのだが、彼のエンジニアとしての意見を尋ねてみます。ただバッテリーのリスク(発熱性が高い等)があることは聞いておりましたが。

3つ目は経済界の政治再出現。

2009年の世界的な経済危機を契機に、政治による株式のグローバルシェアーが、約2倍の20%に達した。

民営化が進み、自由経済が台頭してきている中、政治によるコントロールが復活してきた。友人マークさん達が唱えるオーストリア学派の、規制を排除した自由経済主義から逆行するようである。日本の郵政事業も民営化から、また国営への流れが起きそうである。
商売(ビジネス)は需要の要求にこたえ自然発生的に生まれたもので、そこへ政府が規制をかけ管理すること自体が不自然であり、結果的には良い結果を生み出すとは考えにくい。