markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

社会鍋


高崎の街角で救世軍による社会鍋を見かけた。赤信号で写真を撮ったのだが、立っている方は皆年配の方々のようだった。寒風の中、年老いた救世軍のボランティア活動は宗教心の支えがあるから出来るのだろう。

クリスマスイブに私たちの海外姉妹ロータリークラブからDonationの依頼があった。その依頼元はキリスト教会の神父が運営する財団であった。この財団は国の社会福祉省も認可している。そして現地ロータリアンは宗教にこだわりなく、事業の内容に意識を向けている。
“Give a man a fish and you will feed him a day. Teach a man to fish and you will feed him a lifetime”という諺をもって、少年たちの自立の手伝いとしてパンの製造器機購入の援助依頼があった。
先週タイを訪問したとき、街角の仏像に人々は自然な立ちふるまいで手を合わせていた。

私たち一般の日本人は熱心な信者たちを、宗教にかぶれると表現する事がある。海外の人たちは逆に宗教をもたない人を異質と考え、敬虔な信者を尊敬する。

海外の人たちと理解を深めるには、この宗教観を建前でなく本音で自分の中でどう解決するかが問題だ。