今日はバンコク近辺のタイランド湾が大潮の日で、水かさが増すとバンコクにも水が入ってくる。今日を乗り越えれば次は28日が大潮となる。
しかし、今朝は雨季が終わりを告げる北風が吹き、涼しくてゴルフ日和だがコースは水びたし。例年10月いっぱいで雨季が終わり乾期に変わる。北部のチェンマイやチェンライの洪水も終わり、今はアユタヤやバンコクが水被害を受けている。チャオプラヤー川周辺の高級ホテルも、１階は水位が上がれば危ないだろう。
バンコクの日本人街にある「富士スーパー」には、まだ水や食料品は陳列しているが、国内産の安いペットボトルは売り切れてしまった。
この水被害で工場の操業も止まり、年内は売上0となるだろう。ビルの上で1カ月は外にも出られず、耐乏生活をするので痩せて丁度いいのでは。
先週末、水没しそうなバンコクへ戻った、友人Ｙ君からのSkypeの内容である。下水が完備していないので、水が引けても様々な疫病が発生するのが心配だ。
昨晩は上海の友人と電話で、タイに１局集中した自動車部品関連の仕事が、中国で緊急対応するとのこと。そのため、彼は2.5倍の仕事をやることになる。しかしタイは生産が止まる。日本も急激に受注が減少し始めた。自然の力は人間の小賢しさを吹き飛ばす。
