markdadaoの日記

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中国通関情報

中国現地の乙中より中国国内の通関情報が入った。今日のネットニュースでも日本向け中国輸出の停滞情報が明るみになった。

早速ですが、現在中国発日本向けの貨物が昨今の日中問題に端を発し、今月21日から税関検査率が上昇致しております。
本日24日からは、約10%程度の検査率でございましたが、30~40%の割合で税関検査が実施されている状況です。
華南地区については、壊滅状況とも聞いております。
中秋節休み明けの本日からは、日本向け貨物はすべて税関検査対象になっております。
仮に貨物、品名、通関書類等に不備がございましたらすぐに検査になり、予定していた飛行機や船に間に合わない可能性もございますので、出荷の際は今一度書類・貨物等に不備がないようご協力を宜しくお願い致します。
特に国慶節期間中は税関検査する職員が休みになりますので、もし検査で問題があり商品検査になるようであれば、検査をしてもらえるず休み明けまで輸出できなくなります。(上海輸入に関しましても同じ情況になります)
税関からは正式に検査率を上げる等の公布は出ておらず、上記情報はあくまでも今朝から多方面にヒアリングした結果論です。
取り急ぎご連絡させて頂きます

早速ですが、本日9月24日現在の中国発日本向け貨物税関検査率についてご報告致します。
引続き税関検査率は30~40%に推移しており、しばらくこの状況が続く模様です。
まれに税関検査にあたらない貨物もございますが、高い確率で税関検査は行われます。
昨日上海発大阪向けフェリーについては、250TEUのうち何と150TEU強が税関検査の対象となり、100TEUのみしか搭載されなかった状況です。
また、本日北京発のAIR貨物で、JAL便搭載貨物が全て税関検査の対象となり、貨物室が空の状態で飛行機を飛ばす事になっております。
まだまだこのような状態が続くように思われます。

これらナショナリズムによる報復行為は、両国間の経済にダメージをもたらすだけではなく、自ら中国のカントリーリスクを世界に喧伝することになると、下っ端官僚から中南海までが理解しなければならない。
輸出者である中国企業も打撃を受けることになり、経済人の自由思想からかけ離れた国家を担保とする官僚や、民族主義に扇動された一部の中国国民がエスカレートしないことを願う。近未来におけるアジアの人口問題を解決するために、エネルギー、食料そして環境などを共通の事項として一緒に対策をしなければならないのに。
今の中国のリーダーに世界からも尊敬された、周恩来のような賢者が居ないことを危惧する。