markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

食事と音楽in Manila

今回の訪比は急で、かつ2泊3日と忙しかった。自転車の寄贈セレモニーが主目的であった。そのほかに、炭素繊維による水質浄化の設置場所の打合せを行ったが、自然の猛威から影響を受けない場所という条件では、なかなかないもんだ。

プライベートタイムは食事とライブバンドが楽しみであった。朝食には豊富な果物があるのでうれしい。とくにマンゴは甘くて欠かせない。

昼食はロータリーの友人がご馳走してくれたティラピア料理。揚げてあるので皮まで食べられる。骨もほとんど抜いてあり、一緒に揚げたスライスニンニクと食べると美味しい。その魚肉を友人のOさんのアイデアで、お酢に漬けて食べると更に味が引き立つ。


夕食には以前入ったことがあるフィリピン料理のお店(左写真)で、5種類の味付けをした牡蠣の焼き物10個と野菜が入った大豆スープをオーダーした。

食後、いつものHard Rock Cafeに行く。今晩は5人のユニットでメンバーが若そう。ちょっと心配であった。案の定、彼らの音楽が馴染めない。ましてボーカルが何を歌っているのか聞き取れないほどバランスが悪い。ここのミキサーは素人じゃないから、バンドに問題があるのかもしれない。土曜日にこんなレベルのバンドが出演していることと、多くのアメリカ人のお客の感性を疑いたくなる。(左下写真)


宿泊先の地下にあるRJ,Bistoroへ移る。昨晩はオーナーのRJがノンストップ・オールディーズで満席にしたライブを行っていた、とお店のスタッフが言う。今晩は老齢の男の客が一人でビールとつまみで、カウンターではバンド関係者の女性が一人、ステージの傍で3人連れのおばさんグループが、奥には年輩の夫婦づれと私の合計8名がお客。バンドはボーカル3人と4人のバックの7人ユニット。ほぼお客と同数。バンドはショーマンシップがあり明るいのが救いであった。(右写真)あの背中を丸めた老齢の男がやおら椅子から立ち上がり、バンドの演奏に合わせ踊り出す。3人のおばさんも狂喜乱舞。ゴスペルを歌う太った黒人のおばさんを彷彿させる奥にいた年輩夫婦の奥さんが、私の太もも程の二の腕を振り回しながら、ボーカルのマイクをひったくり、Creedence Clearwater RevivalのProud MaryをTina Turner張りで歌う。バンドの友人の娘も、なんだか知らない歌を絶叫して唄う。ボーカルから「そこの日本人も」と促され、ステージに上がらせられPut Your Head On My Shoulderを歌うが、歌詞カードが無くつまる。スキンヘッドのベースが私の背中に回り一緒に歌ってくれたが、カラオケに馴らされた日本人は冷汗をかきながら曲が終わるまで解放されなかった。12時前にはバンド演奏も終わり部屋に戻る。「今度は歌詞カードを用意しよう・・・zzzzzz」