markdadaoの日記

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富岡製糸場内でライブイベント

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2月27日午後からのイベント開催に、前日はステージ作りと椅子の配列を市のスタッフと準備する。全ての壁面と天井は硬質ガラス、床はリノニューム風で音の吸収が少ない。そこで東面は全てブラインドを床面まで下ろし、ステージの背面は3張りのスクリーンを立てた。これで少しは音の吸収が出来るか?

A2サイズのポスターを製糸場正門と多目的ホール入り口に掲載。また1月19日の撮影会の作品数点をイーゼルに固定。この撮影会はフォトコンテストを想定し実験的に行った。レンガ作りの倉庫とコロニアル風の建物を背景に、参加費を徴収して撮影者を募集。その参加費から公募のモデルに費用を支払い、季節ごとにフォトコンテストを行うイベントを提案。f:id:markdadao:20220321233728j:image

次にステージと掲載用写真へライトの向きを調整する。受付表と当日チケット、新型コロナ禍の問診票と鉛筆を配置。

イベント当日は、朝からバンドメンバーとサポーター数名で音響機器、楽器、記録用映像機器などを裏口から搬入。ステージ背面のスクリーンは絵的には良くないとの映像スタッフの意見で、音より画像を優先する。結果的にこれは正解だった。関係者は交代で2階の控え室で昼食を摂る。

30分遅れでバンドのリハーサルを開始。想像よりはマシであったが音が多少跳ねる。多分音響スタッフも苦心したと思うが。1時半ごろ自転車の後部座席に紙芝居台をくくりつけた紙芝居チームがやって来た。

2時の会場と共に観客席が埋まってゆく。コロナ禍でチケット販売は思わしくなかったが、上毛新聞さんのニュース記事やバンドメンバー及びその関係者の努力で、約80名の来客となる。

f:id:markdadao:20220321233634j:image紙芝居は女性の熱演と、その後の三択クイズで盛り上がった。この紙芝居は元市長の今井さんの脚本による、30分の大人が歴史を学べる昔ながらのメディアである。

3時からバンド名「アラカルト」の演奏が始まる。プロのギターとキーボードのリードによるインスト演奏。次にボーカルが登場し、テンポの早いJazz を歌い上げる。そして3、40分過ぎに10分間の休憩時間を活用し、商業振興として近隣のシュウマイ屋さんのPR を行う。なんと夕方には完売したとの事。今後多くの商店の参加を希望する。

2部の途中、恒例の参加者の誕生日祝いを行う。様々な理由により、自分の誕生日を知らない子達を発展途上国で見てきた。この世に生まれ、1年に一回皆んなから祝福を受けるのは悪くない筈だ。

会場の音響を考慮し、なるべ静かな曲を選んだがアンコール曲だけはロックンロールをやった。最後に記念撮影をして、撤収。

100年以上経過した建物内で、ガラスを通してライブが出来たことは貴重な体験であった。今後とも色々なイベントを通じ、富岡製糸場の歴史的価値に感動をもたらせて欲しい。明治維新の黎明期の日本人の心意気と、異国でのフランス人の活躍を想起する。

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