markdadaoの日記

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世界遺産のある官営富岡製糸場の町でライブ

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昨晩、富岡銀座通りにあるカフェラウンジ・ココでオールディーズライブが開催された。私たちが住む地方の街では気軽にライブが楽しめる場所が少ない。プロによって手を加えられたレコーディングは音楽としての完成度は高いが、ライブのようなスリリングなハプニングはない。ライブは客席とステージの一体感により、想定以上の効果が生まれる。

 

それは昨晩の2ステージ目に現れた。1ステージ目はプレーヤーも多少緊張しており、また客席もなかなか打ち解けられない。それが、20分の休憩を挟んで、ステージと客席とのやりとりや音楽の共鳴があってか、お客が盛り上がり、バンドがそれに応え、さらに楽しいステージングが生まれた。これがライブの醍醐味である。

若い子たちが集まる総スタンディングのライブハウスと違い、ここは食事・飲食をしながら音楽を楽しむ、主に年配の人たちが対象である。こういうところは大音響とリズムだけて押し通す訳には行かず、どうしてもトークが必要となる。そしてバンドのキャラクターによって、受けが違うため難しさはあるのだが。

セットリストは60〜70年代の曲が中心で、50〜60代の方々の若い頃のライブハウスやラジオ、レコードから親しんだ曲で大いに楽しめた。

有名なTOTOというバンドは偶然日本の陶器メーカー(東陶)と同名、そこでバンド名は一捻りして東陶のライバル社イナックス社をアレンジしてi-NAX(アイナックス)と名付けたそうだ。ボーカル兼ギターとMCをこなすバンドマスター、全て暗譜しているベース、ビートルズのAll My Lovingのソロをとったリズムギター、紅一点のキーボード、昔から安定しているドラムス、そして友人でプロのギターリスト村山君という構成のバンドである。彼らは東京で月1練習と称し練習後には必ず飲んでいるようで、昨晩も予定では演奏後帰京する訳だったが、飲み会となり富岡に泊る羽目となった。

おかげで、カフェラウンジ・ココのはす前にある、ホルモン揚げで有名となったお肉屋さんでコロッケを食べながら、富岡製糸場の表門で記念撮影、バッファゾーンである街中の路地を楽しんでいただいた。夜の富岡を楽しいでいただき、翌朝富岡製糸場見学をし、お昼を摂ってから帰られるコースができるといいな。