相互扶助という仕組み（人類の知恵）が、人間社会を維持継続させていると思う。
赤ん坊や子供達はその笑顔や未来を大人達に無垢のプレゼントをする。
大人の社会は職業を通じて社会（ローカルから世界規模）を形成する。
人間の本能は、彼らのエネルギーを後押しするように欲望に火を点け、「個人で儲けたお金で旨いものを食べたり、人生を謳歌出来るぞ」と囁く。だから彼らは昼夜を問わず馬車馬のように働いたり、うっかりすると悪に手を染めたりする。
私が知る限り、そのような欲望で得ている利得は一生涯続かないことが多い。
何故だろう？
商売で得たお金は自分以外の人の懐から出ている。そして、人間の心には妬みや羨望の渦がある。いくら稼いでも、その人たちから感謝されたり尊敬されたりする人物であれば良いのだが。
しかし、世界の成功者や一流と言われる人たちは、人々の為に無償のサービスも自然に行っている。
この仕組みが体得できると人生は面白いだろうね。
