markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

マニラの街で その1


海外の文化を知る一つの方法として、スーパーマーケットの商品や価格を見ることがある。
フィリピンでは驚いた事に、日本の食品が福島原発の事故により輸入ストップしており、今月中にはようやく輸入再開するとの事であった。その代わりにハングル語が書かれた韓国の商品が増えている。

大好きなマンゴを買ったのだが、あまり甘くなかった。人に言わせるとまだ熟した色になっていないとのこと。

バナナは自然な味で美味しかったが、安いばななの山を見つけたら、それは古くなったので煮物で使うとのこと。パイナップルのカットを買った。芯があるが、甘さがあり美味しい。

大手デパート内にある薬局では薬を1タブレット売りする。町中でのタバコの1本売りと同じで当たり前なのか?
歩行者の信号無視は東南アジアでは多く見られるが、最近マニラ市内では在住アメリカ人がJ Walk(横断歩道外での横断禁止行為)で捕まったそうだ。

メータータクシーに乗ると、メーターがない車がある。聞くとそのメーターが高いので、買うことが出来ない。目的地の距離と乗る人を見て交渉で値段を決めるそうだ。しかし警察に訴えることが出来るのでリスキーなことをやっている。訴えると言えば、車中からゴミを捨てるところを証拠写真を撮って訴えることが出来るそうだ。きれいな国にするという趣旨で、ボランティアで受け付けているとのこと。タクシーの運ちゃんもいろいろいて、目的地を告げて乗り込むのだが、一言も話をしないで怒っているようだった。恐る恐る尋ねると、「お腹が空いて食事をしようとしていた矢先、目的地が近場だったので乗せたが、場所がマカティ市内のためその地域の食堂は高いので、食べるのを我慢しなければならない。」むろん降りる時食事の一部としてチップを渡した。またあるタクシーの運ちゃんは私を乗せた時から、はしゃいでおり「どうしたのだ」と尋ねた。「自分はoutgoingな人間で、いつでもHappy」とのこと。「貴方は日本人だから、チップをはずんでくれそうなので、特にHappy」とのこと。そこまで言われて、チップを値切るわけにもゆかず。「もっとたくさんチップ」と請求されるよりは、このように陽気な運転手さんの方が、多くチップを支払いすぎても後味は悪くない。