markdadaoの日記

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参議院選挙

本日は、参議院選挙の投票日。選挙区投票と比例区投票がある。衆議院選挙と違い非拘束名簿式比例代表制のため、少しは人物本位で選べる機会がある。数人の人に聞いたが、このドント式の比例区選挙の仕組みの理解が徹底されていないようだ。
一般的には選挙区と全国区で1名づつ投票すれば、そのドント計算で当選者が確定できる。しかし投票数が多くても党派の投票数が少なくて落選する人もいるので腑に落ちないと思う人もいるだろうが。

参議院は戦前あった貴族院を内容こそ違うが二院制を継承したイメージが残る。解散が無く、半数の入れ替えのため国会の空白が生まれないと言われているが。内容や力関係も海外の上院・下院議会とも違うようだ。
全国区の比例代表はテレビ・映画・スポーツの世界から転身した候補者の知名度で票が獲得できる傾向がある。これはその国の政治に対する民度(レベル)であろう。
お坊さんが人生の教師であるように、政治家は国家経営を任せることができるリーダーであるべき。二世議員は駄目だというステレオタイプでとらえず、人物本位で決めたい。しかし一般的には、なかなか本人との接触が取れないので判断しづらい。

ベルギーの数学者ヴィクトル・ドントさんが発見した比例代表計算も面白いのだが、人格や政治能力、リーダーの能力などを公平に数値で現せるともっと楽しい。これだけIT技術が進んでいるのだから、将来誰かが発明してもらえないかな?