markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

下戸で禁煙

祖父・父と三代にわたる下戸で、よく人から酒が飲めないので人生を半分損をしていると。確かに人との付き合いでは、お酒が潤滑油になろう。
しかし、人間が好きなのか酔っ払いと夜中まで付き合い、最後は自分の運転で自宅へ送ってあげる。青年会議所時代、「理事長をやるとお酒が飲めるようになり、話が上手くなると言われていたが、お前はどっちも上手くならなかったな」と先輩に言われた。正月のお屠蘇も味醂でやることにしている。
今にして思うと、素面で酔っ払いの話を聞くと本音が見えて楽しい。また家へ帰っても酔っ払っていないので、就寝まで本を読んだり文章を書いたり有効に時間が作れた。また、深酒による朝の頭痛は一切ないので、朝から全力疾走で仕事が出来た。
タバコは若いころは大人ぶって吹かしていた。余り好きではなかったが習慣で喫煙を続けていた。しかしあるお客様の技術の方(S電機の川上さん)が、「まだタバコを吸っているの?」と言われたことがあった。その頃アメリカの経営者は「自己管理が出来ない人間が、経営なんか出来るわけがない」と言われていた。丁度息子が生まれた時だったので、息子の嫌煙権としても止めることが出来た。
中国へ行くことが多く、白酒ときついタバコの攻撃が続いていたが、未だに断り続けている。「自分の杯で酒を飲まなければ仕事を出さない」と冗談で言われたこともあったが、決して飲まなかった。
近眼で花粉症で下戸だけれど、人生は楽しい。色々な人と触れ合い、今の時代を生きていることが出来る。