大学時代の友人で、プロのギターリストのM君のアンプを見せて貰った。
真空管アンプではハイエンドな代物で、興味があり音を出して貰った。Gainをフルにあげマスターボリュームを絞った音のひずみはロッカーのものであった。無段階のチューブMIXをミニマムにすると、歪んでいる割には鋭利な音となり、マックスにすると厚みというか太さがでてくる。その他Max20WからMin1Wまでコントロール出来るWattボリュームは自宅練習に便利。実際はそれほど正確なワット数ではないが、ボリュームを絞るのではないので音質の雰囲気は落ちない。外観もレトロな感じで雰囲気は出ている。
難はコーナーの壁紙の収まりが悪く、下地が出ている。中の貼りつけもいい加減であった。トランスは台湾製であったが、恐らく中国で作られているかもしれない。色々なところでコスト低減をしているのだろう。
Ｍ君にモニターになってもらい、我々のアンプのチェックを頼んだ。要望が２件あり今後のテーマとする。
