松茸の土瓶蒸しを食べたいとのことで、近所のときわ荘へ行く。最近は、富岡製糸場の観光客用のお昼の懐石弁当でかなり忙しそうだ。夕方訪れたのだが、広間はすでに翌日の食事の用意がされていた。
懐石料理はお酒でも飲みながらなら、間もとれて都合がいいのだろうが、こっちは下戸のため、さっと食べ次の料理が出るまで手持ち無沙汰である。それでも夕どきのお客は2組しかいなかったので、次から次へと出てくる。
昔の土瓶蒸しは色々と具が入り、松茸の香りも楽しむことができたと思うのだが。それでも趣向を凝らした料理を楽しむことができた。特にイチジクの天婦羅は甘さもありよ良かった。そして最後の蕎麦の量は少なくて胃に助かった。
食後室内にあるお蔵を見せていただき、昔のお金持ちの生活を垣間見た。
最近は雰囲気の良い場所で、旨いものを食べることで幸せを感じるようになってきた。