markdadaoの日記

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観桜会と紙芝居



まだつぼみ状態の観桜会で人もまばら。冷たい風の中、それでも紙芝居をしました。見ている人も寒そうでした。


ロータリークラブから「NPO富岡製糸場を愛する会」に紙芝居を寄贈後、第1回目の紙芝居講演。昨日から準備を始め、高校生や子どもたちが内容の難しさにも関わらず、一生懸命見ていただきました。
今日は日曜日で富岡青年会議所が主催する、官営富岡製糸場内で写生大会が行われた。桜が咲いていない観桜会会場では観客が少なく、せっかく演じる人たちの気持ちを考え、観光客のいる会場へ紙芝居器と椅子を移動した。お陰で多くの人が立ち止まって見えもらえた。


問題はこの後起こりました。
紙芝居に使う鳴り物(太鼓や拍子木)を市の職員から禁止されました。要は製糸場解説者のボランティアの方々から、「音がうるさくて声が通らない」とクレームを恐れてだそうです。折しも今日から富岡市長選が開始。会場の外では我々演者の声も貸し消すほどの宣伝カーと、山車のBGM音が鳴り響いている。
4部作を準備していたのですが、2部作を終了して再度クレームが。「この紙芝居は世界遺産に向けた支援と理解はするが、ゲリラ的に移動されては困る。観桜会全体のコーディネートを考え、他の出店した人たちにも迷惑がかかる。勝手なことをすれば、次は(参加を)考えさせてもらう。」と。
この2回目のクレームには演者からも怒りの声が出た。主催者のNPO法人ロータリークラブの事を考え、事を荒立てなく元の場所に紙芝居器を戻した。しかし、元の場所には警備員しかいなく観桜会への訪問者は一人もいなかった。
練習していただいた2人の演者には観客が一人もいないところでやっていただくわけにもいかず、お詫びをして人気のない会場を後にした。
市の職員の役割としての意見も理解してあげなければならないが、製糸場解説者と同様紙芝居の関係者も皆ボランティアで協力しているのだからもう少し良い解決策が無かっただろうか?