markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

地域経済、地域金融 その2

  • 15年不況。
  1. 中国のTake offで長期デフレとなる。
  2. 金融の自由化に向け広げたことが不良債権を抱えることとなる。それでも大手行は回復してきた。これは金融機能の復活である。

中国の生産力を日本の産業に組み込むようになった。先行きは明るいが世界最適地生産を製造業はいつ外に出るか?高度化生産技術があるから戻ってきたが、失えばまた外に出るだろう。また、中国を生産拠点とすることより販売市場としてとらえる。
優秀な人材の育成。2007年問題として団塊の世代が生産現場から離れるのでヒューマンパワーのレベルを高め、確保しなければならない。ホワイトカラーがブルーカラーをないがしろにしてきた。苦労して技術を身につける若い人は少ない。このことはこれからの製造業に影響が出てくる。基礎資質の低下により、次の世代のレベルの低下となる。人の育成(基礎的な力)には時間がかかる。
自行は他行と比べ新入社員に10倍費用をかけている。また教育も3年間と言う時間をかけている。これは人件費コストが高くなる。この地域からお預かりした人材(行員)へ地域のために役割を果たすことである。人材が育ったことで、経営不振の企業へのコンサルティングもやる。経営相談部では色々な視点でモノが見えるアドバイスをしている。

  • 「21世紀は知的生産を高める」

先行企業の支援としてM&Aをやる。これは知的生産ではない。途中で問題が発生したらラインを止め、ワーカー全員で問題解決をすることが知的生産。

  • まとめ。

世界の15年間の構造変化に対応した苦労を糧に行動を起こす。

  1. 人材育成
  2. 富岡製糸場の活用。地域住民の仕事となる様に具体的に取り組む時である。外部の人を富岡に呼び込む。歴史的価値の証明に重きとなっているが、地元の活性化に活用したい。