markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

世界社会奉仕 イメージフィルム

主にフィリピンの子供たちへの奉仕活動のイメージフィルムをYou Tubeにアップしました。

数年前、小学校の井戸掘りの現場立会に行ったことがあり、近隣のパヤタスの事を知りました。それから2年後「国境なき子供たち」のNGOに誘われ、ゴミ廃棄場(DAM SITE)に初めて入り中古自転車の寄贈を行いました。
カルチャーショックがあり、翌日もその地域に出向き、5家族の家々を訪問しました。
また、幼児向けの栄養補給プログラムを実施する中で、私は子供たちから奉仕の事を教わりました。詳しくは見ず知らずの人のために - markdadaoの日記2009/7/30に記載してあります。田舎での生活(農業・漁業)ができなくなり、都会へ流入してきた人たちがスラムを形成し貧困に苦しんでいると思われます。そもそも田舎で生活ができない理由の一つは小作制度で、大地主に富を奪われているからだと思います。そしてそれら多くの地主が議員のスポンサーになっているのだから、この仕組みは改善されないと思います。
都会のお金持ちたちの多くは、地方から来た河川周辺に不法占拠している彼らを疎ましい目で見ております。日本でも戦後は就職先を求め地方から大都会へ、今でも中国は地方から職を求めて都会へやってくる人が多いのです。要は地方でも就労の道があり安定した生活を営むことができれば、若者の大都会にあこがれる時期は別としても、わざわざ空気の悪い都会で生活しようとは思わないでしょう。
フィリピンには就労の機会が少なく、その所得格差が大きいので生活も大変です。国の仕組みの改善を待つ前に、病気などで死んでゆく子も多いと聞いております。
それらを知ってロータリアンとして無視することが出来ない。しかし一人では大きなことはできない。それでこのイメージフィルムを作り、事実を伝えて行きたいと考えました。