markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

富岡市国際交流協会新年会

毎年恒例の国際交流協会の新年会が行われた。月末の事務処理等があり、少し遅れて参加する。
市行政における国際関係事業の一部を行っていることから、市長や市議会議長が参加するようである。協会の前会長が現商工会議所の会頭のため、協会の顧問も兼ね出席される。

参加者は高校3年生の女子から、上は70代までの方々である。毎年会員が増加しており、今晩も新会員の自己紹介があった。傾向として、それぞれが「国際関係に関わりたい」とか、「ボランティアをしたい」という若い方達だった。
ロータリークラブ青年会議所の会員減少とは正反対である。何故だろう?
会費が安く入りやすいことも要因ではあるが、外国人のための無料日本語教室で、日本語指導としてのボランティアは具体的であり、実践的である。また昨年、外国人と一緒に東日本大震災へのボランティア活動への参加も「奉仕している実感」があるからだろう。
一人ではなかなかできないことでも、このような集団でボランティアを実践できる事が魅力であり、個々の人間としての喜びを得ることが会員を増加させている大きな要因だろう。
会員は様々な団体に属している方も多く、県の要請で「婚活パーティー」のイベントを担当している一会員からの報告や、日本語指導のボランティアの募集などが行われた。また3割以上の会員は青年会議所のOBであり、奉仕活動の意義を理解しており協力的である。また在日外国人の会員も多数おり、今晩は中国出身の女性がただ一人着物姿で出席された。ご本人に理由を聞くと「和服に関心があり、今は凝っている」とのこと。日本の文化が在日外国人によって維持されている。
次年度は友好都市のかけ橋などの事業が出てきそうである。また各種イベント参加や在日外国人へのサポート等、年間事業も多く予定されている。女性の事務局員や日本語教室の女性担当者及び各事業担当者の地道な努力の上に、この国際交流協会が継続されていると思われる。