markdadaoの日記

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国際交流協会の忘年会


国際交流協会の最高顧問の市長と、元協会の会長であった商工会議所会長を交えて理事会と忘年会が開催された。参加されたメンバーの多くはJCのOBやロータリークラブの会員であった。小さい町だと会合の名目は変われども、メンバーは同じと言う現象がある。
地方の町でも国際化の波が押し寄せている。うちのロータリークラブのメンバーにもドイツ人がおり、ドイツでは移民を多く受け入れた歴史があり、その後の社会問題へと発展していった。しかし功罪ではないが、人口ピラミッドは理想的な三角形を描いている。それは当時の移民した子供たちがドイツ国籍を取得し、今やタックスペイヤーとして老人を養っているそうだ。
翻って地元の高齢化はとどまらず、数年後には過半数を占める。その高齢者の約1割弱が介護を必要となった時、誰が2000人強の老人の面倒を見るのか?核家族化し子供たちは田舎を離れている事が多いのに。
外国人の介護士を厚生労働省は研修制度の延長として認可しているが、3年後の介護士認定試験に合格しない場合は帰国をしなければならない。来春からの試験では英語が併記されるので、合格者は増えると期待はするのだが。しかし、この研修中の介護士による自宅訪問は禁止されており、老人ホームなどに来なければ面倒を見ないようになっている。この町の将来を鑑み、海外から介護士の確保は出来ないものか?
国際交流協会の仕事は海外から地元に訪れている外国人のケアーだけではなく、市民のために外国人との異文化共生の道筋をつけることも必要となろう。