markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

広報に価する活動

出席免除を受けているロータリアンとしての役割と考え、毎週の例会に参加せずロータリーの情報がどの程度得られるか? 市民の立場で意識して日々を過ごしている。

小さな町でボランティア活動を行っている組織の、ロータリークラブライオンズクラブ、そして青年会議所の情報はほとんど意識下にない。しかし、商工会議所や市政の情報は、各家庭に配布されるその会報などからは知る事ができる。残念ながらロータリーの情報は、ロータリアンの友人からが唯一である。

ただし、お祭り等の町のイベントに参加していることは見受けられる。大体が募金活動を目的に、綿アメや飲み物等を社長さん達が売っている姿が目に残る。普段、会社の奥で苦虫をつぶしたような顔をして仕事をしている社長さんが、今日は妙に笑顔でモノを売って寄付を仰いでいるようだと。その他、公園のベンチや記念樹の立て看板に、それらの組織の名前が書いてあるが、それもよく意識していないと見過ごす。

以上よりロータリーのブランドイメージや、認知度の向上を図るために以下の方法が考えられる。

1. 情報は散発的ではなく月刊のように繰り返すことで記憶に残す。たとえば、費用をかけずソーシャル・ネットワーク(ブログ、ツイッターフェイスブック、インスタグラムなど)を活用し情報を発信する。更に、地方紙へ毎月事業活動の写真付き原稿を送付する。それらの情報とはポリオ撲滅キャンペーンや社会奉仕、国際奉仕活動等。勿論会員募集中は必須。

2. 募金が来るのを待つのではなく、積極的に主旨を説明し、小額から寄付を集い参加意識を高める。例えば自分の勤めている会社の社員さんや、自宅周辺のコミュニティから始めるのもいい。またロータリークラブの会費の多くを占める食事代の節約方法を考え、費用の低減を図り会費のハードルを下げる。

3. 定例会場をホテルだけに固定するのではなく、また移動例会と称して宴会場で行わず、月に一度は公共施設や公園、または事業をする現地で例会を行い、町の人たちの目に残る機会を作る。食事はケータリングや自分たちで用意をする。

ここまでやれば、地域にロータリーのブランドは定着するだろうが、実行できるかが問題である。広報に価する活動が背景にあるならば、「広報する」という行為は売名ではない。そして、小さな奉仕活動の実践をもって、多くの賛同者を生み出す事が目的ではなかろうか。