昨年来よりお付き合いが始まった宮城県の多賀城ロータリークラブより義援金の要請があった。目的は周辺の6クラブで、松島周辺諸島のライフラインとなるカーフェリー寄贈の費用である。約半金はロータリー財団資金で賄うのだが、残りを当該地区が不足の約3割を負担し、その残額を他クラブや他地区に広く要請をするという方針のようである。
私達のクラブは先週緊急理事会を開催し、支援をすることを決定したのだが、金額の多寡が確定できていない。多賀城ロータリークラブ会長に打診をするのだが、具体的な要望額が出てこない。
会員の考えの中で、今回のフェリー以外にも義援金を捻出しなければならないことも出てくるだろう。従って「無尽蔵に出すことは不可能であり、何らかのルール作りも必要だろう」との意見もある。
地域のお祭りの寄付金も、最近は金額が提示されているが、もしその額が確定されていなければ、隣近所の相場を調べることとなる。それにならって、多賀城ロータリークラブの会長に確認をしたが、「他クラブの拠出額の情報はない。気持ですからいくらでも結構です」とのこと。
クラブの規模による器量と言うものがあるのだが、少なければ恥になるだろうし、多ければ次回の資金支援がしづらくなる。
私は、クラブの会員数に一人当たりの無理のない単価(数千円)を掛けた額を拠出すれば良いだろうと提案したのだが。困っている人を助けたい気持ちが、このような具体的な金額を確定しなければならない問題が派生してきた。