markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

KIPP (Knowledge Is Power Program)

Bill GatesがTEDのスピーカーとしてon mosquitos malaria and educationをテーマに話をしていた。録画しておいたので再度見なおしていたら、教育のテーマで「良い教師を育成する環境」としてKIPPチャータースクールの紹介の中でロータリーのRLIとの共通項に気付いた。
KIPP Public Charter Schools | Knowledge Is Power Program

全米で良い教師は全体の20%で上位クラスを担当する。しかし残りの80%をどうするか? 良い教師を増やせれば、国としてのレベルも上がる。皆さんも人生の中で良い教師と出会えたことはあるでしょう。
KIPPは全米に66校あり、殆どが中学校である。特に貧困層の子供を受け入れるが、彼らの大学進学率は96%を超える。
教師同士が協力し合う形で教師を育てている。テストの点を分析し、教師の貢献度を本人にも知らせる。
実際に参観してびっくりした。教師が走り回っていて、応援団の決起集会みたいな異様なテンションであった。教師は生徒が集中しているかを煩雑に確認し、参加型の退屈しない授業を目指していました。中学生の時授業が楽しいと思わせることが大切です。そして集中して真面目に取り組む姿勢を育む。全生徒が積極的に参加する環境それがKIPPです。
一般の学校では教師はフィードバックを受けません。データーもありません。従って改善策として教室内にビデオ録画機をセットすることも考えられます。定期的にビデオを見せ合って、具体的なアドバイスを求めることも出来る。そして協力し合えば良い。また、誰が明らかに優秀なのかを明らかにする事も大事。そして彼らの授業を動画配信する事も良いでしょう。理解の浅い生徒にはDVDプレーヤーさえあれば、誰でも最高の教師に出会える。
上手く行けば、多くの人生を変える事が出来る。

KIPPをRLIに置き換え、積極的なロータリー活動に自主参加する動機作りとして、RLIセッションでCD(コーディネーター)は参加者の集中力と内容の楽しさに導く事が大切と考える事が出来ます。参加者からのCDへの評価をRLIでは既に本人に知らせていますが、現状では他のセッションの内容は知り得ませんので、それぞれ録画し、CD者同士で見せ合い、それぞれがアドバイスを出し、RLIのブラシアップする事は可能だと思います。そして特に新会員がロータリーを理解し、Activeになる事でロータリークラブの本来の目的に参加し、意義ある人生を送る事ができるでしょう。