markdadaoの日記

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ロータリー・リーダーシップ研究会DL研修

8月26日、RI2570地区が主管しRLIのDL(ディスカッション・リーダー)の養成講座を受講。
講師はRLI日本事務局の中村PDGとRI2770地区のRLI運営委員長の布施様。RI2840地区からは10名が参加。RI2570地区から26名が登録されていた。
DLの責務・役割・技能・心得等について中村PDGのスピーチを箇条書きに記す。
DLはロータリーの伝道者であれ。そしてロータリーに入会し、世の中に役立つことをすることで、その喜びを味わってほしい。
新会員の(早期)退会防止の心得

  1. ロータリーを語ること
  2. 入会2年後にはある程度の役職を持たせること
  3. シニアは彼らの委員会を成功させ、早いうちに感動をさせること

進行役(facilitator)として

  1. シニア・新会員など経験の違う人にも公平に、相手の意見に耳を傾ける
  2. 自分が喋りたいと思うことを、参加者に言わせるSkillを養う
  3. 自分を抑え、参加者を語らせる役割がある。
  4. 意見を述べすぎず、参加者の意見を引き出すことに注意を払う
  5. Q&Aになってはいけない。いかがですか?と手を挙げさせる
  6. 正解がある内容(歴史事実や米山奨学等のプログラム)では、Q&Aに陥りやすいので注意をする
  7. 50分間の流れを自分でコーディネートする
  8. RLIは全国共通プログラムの為、セッションの目的は必ず触れること
  9. なるべく先だし質問はしない。後だしで資料を配布する場合がある
  10. 混乱してきたら、「後でこの件は話しましょう」とするParking lotがある

まとめとして、

  1. 講演形式では参加者の記憶は10%も残らない
  2. 玉虫色は素晴らしい。色々な色が織りなす微妙な色彩=多様性の良さ

午後はDLの実技が行われ、1セッション50分で2セッション行ない、一人約10分を持ち時間に実技を行い、講師やPDG等から指導を受けた。

この限られた1セッション50分で7,8人が意見を述べ合い、知識を吸収することは不可能である。
大事なことは、このセッション内で刺激を受けたり動機を高めたことを各自が持ち帰り、ロータリーを学ぶ習慣をもってロータリーの理解者となる。そしてそれを奉仕活動で実践することが目的ではないだろうか。論語読みの論語知らずになってはならない。