社会に出て長く仕事をしていると、「もう駄目かな」と思う時が何回かある。「生きているだけ儲けもん」と覚悟して、見栄と未練を捨てる心の準備を始める。
不思議なことに今までは、ぎりぎりのところで次の仕事が生まれ救ってくれた。「この世でまだ自分が必要とされている」と思い、与えられた仕事に頑張る。
青年会議所で奉仕活動に参加してましたが、ロータリークラブに入ってからはその奉仕活動が自分の宗教心として昇華してきた。ロータリーの職業奉仕から「自分の仕事を通じて人に役に立つことが、この社会に生かされていること」と考えが固まりつつあり、国際奉仕を通じて見識が深まり、未だ答えは出ませんが人間の本質に触れるようになりました。
今日、孫のお宮参りを済ませ昼食に向かう際、対向車のマイクロバスの前席で掲げる遺影を見て、この世での役割を終えた人と、これからの世に期待される赤ん坊から人間の輪廻転生を想起しました。
