markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

先手と後手

将棋ではないが、人生も先手を打てる人と、後手になる人がいる。先手必勝と言うが先を読んで手が打てる人が成功者になるのだと思う。100人いて1人ぐらいの確率ではないだろうか?
私も残りの99人の中の1人であろう。それでも自己責任だからやもえないのだが、これが社会や企業だと大変なことになる。
今回のタイの洪水被害も、地形的に治水は為政者の決断と実行で解消できるのではないか?昨日はとうとう王宮まで浸水したそうだ。約20年前に初めてタイを訪問した時、夕方のスコールで道は冠水し、膝ぐらいまでの水の中を歩いた記憶がある。海抜0mでは堤防や水路の開発が必須である。
話が変わり、2006年に4カ国で締結されたTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)もアジアで拡大する兆候はあった。当時はFTA(自由貿易協定)の拡大多国間協定としてNAFTA北米自由貿易協定)やEU(欧州連合)が生まれ、アジアで円を基軸とした連合や、アジア自由貿易圏の構想があった。同時に農産物の自給率の低下により、戦略的資源の確保も検討されていたかと思う。農業法人 - markdadaoの日記にも記載したように、日本の農業システム改善が必要とされていた。しかし、来月のTPP交渉参加を目前に政治が慌てている。
もうひとつ、年金問題人口ピラミッド労働人口の推移を見て、今の時代を想定せず、山の中に厚生年金会館を建てていた特定の官僚の人たち。これは呆れてこれ以上触れたくはない。
このような後手後手の政策で、困るのは国民であり、未来がある子供たちである。政治社会のことは選挙の1票に託し、自分自身の先手を打たなければならない。今朝は久しぶりに散歩をして健康管理を始めた。そして歯を治しに歯医者へ行った。広岡達朗 - markdadaoの日記の広岡監督は就任後選手に歯を治療するように指導したそうだ。健康管理の基本がわかっている人だ。健康であれば景気が悪くても、前向きで解決して行ける。