markdadaoの日記

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デング熱

フィリピンにいる友人へ電話をした。最近は雨期の為、日本料理屋などで生ものを食べた日本人が下痢などの症状で入院をする。今日は5人も患者さんが訪れたそうだ。彼はフィリピンでは大統領が入院するほど有名な病院の、インターナショナル・デスクの仕事をしており、フィリピン滞在の日本人家族の人たちは、ずいぶんお世話になったのではないだろうか?
フィリピン人らは一般的に生ものを食べないので、そのような原因による症状は無いが、風土病でもあるデング熱デング熱 - Wikipediaに侵されて死に至る人達もいるそうだ。とくに子供達が命を落とすことがある。

彼の勤めているプライベートの高級病院では問題も少ないだろうが、お金のない人たちはパブリックの病院に担ぎ込まれ、子供達は一つのベッドに3人や4人で寝かされる。入院費も薬代も払えない人たちは?
以前私もロータリー活動のWCSでパブリックの病院を視察に行った時、小児科病棟がオーバーフローしておりベッドの置く場所がないので体育館を開放していた。(写真)
そんな私も現地で高熱を発し、彼の病院でデング熱の疑いがあるとしてリンゲルの針を3日間腕に刺しっぱなしで入院したことがある。特効薬がなく体温を計測して判断をしているようであった。リンゲルも辛かったが、検査のため各病棟での待ち時間、エアコンが効きすぎて寒くて風邪をひきそうだった。常夏の国でタオルを巻き暖をとったのはおかしな話だ。