markdadaoの日記

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大日堂


富岡市の黒岩地区を車で通過する時、突如迂回させ現れ見える「大日堂」がある。原色の赤をふんだんに使った建造物である。
富岡市観光情報サイトを見ると、以下の事が説明されている。

上黒岩の平等山瑠璃光院偏照寺前の大日堂に、黒岩山榎大日尊が祭られています。
平安時代弘法大師が諸国を回歴し、この大日堂裏の聖地に休息して一夜を明かしました。 その折霊夢のお告げで、大日如来の霊験を村民に与えるよう「大日塚」としるした石を立て、経文を唱えて立ち去りました。 こうして村人の弘法大師真言宗に対する信仰も高まりました。
12年ごとの丑年の日4月8日秘仏(等身大)大日如来のご開帳があり、また土用の丑の日前日の宵祭りには護摩祈願が行われます。 近在から数百人の祈願参詣人や露店で大賑わいとなります。


弘法大師空海」は讃岐(香川県)で生まれ、勉学のために15歳で京(奈良県)へのぼる。その後31歳で命がけで唐(中国)へ留学し、33歳で帰国。その後九州の大宰府に滞在後、40代は高野山開創を着手し50代で東寺を下賜するまでの期間、全国行脚をしたと言われている。当時僧侶として将来を嘱望され多忙な本人が富岡まで来たのかな?しかし同時期の「最澄」は藤岡の鬼石までは来ているのだが。また平安時代の村人たちは、弘法大師の顔を知っていたのかな?
信仰とは、こんな事はどうでもいいことなのかな?