箱根駅伝で5区の東洋大、柏原の3年目の走りを見ながら賀状の返信を書く。
民営化の効果なのか、表通りまで袋をもった郵便職員が出てきており、車で乗り付ける人たちからも賀状をどんどん回収するので、周辺の渋滞が回避できる。民間物流会社をライバルとしてからサービスを考え始めたのだろう。
元旦に風呂に入ると福を逃すと言い、2日目の今日は早く風呂屋へ行きたかった。出来れば静かな温泉で、本でも読みながらゆっくりつかるところを探した。松井田の奥にある「砦の湯」へ電話をしたら8時までやっているとのことで、1冊の本を携え出かけた。
上増田温泉「砦の湯」はナトリウム炭酸水素塩温泉100％の掛け流しである。以前火災ですぐそばに移転し、再開していた。白い雲を追いながら、青空の露天風呂はぬるいが、30分以上入ると汗が滴る。休憩上で冷茶を飲みながら、本を開く。
少し冷えてきたためサウナに入る。青年が声をかけてきた。「ここの風呂はいいですね。ぬるいが身体が良く温まる」。随分年よりじみた事を言うな、と思いながら相槌を打つ。水風呂に入ってからまた露天へ戻る。山際のためか夕闇が早く、空には星が見えてきた。
あと3日で仕事が始まる。やれるかどうかわからないが中期計画を立て、実現のために知恵を創出しようと思う。
