markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

補聴器


聴覚障害者は老化による難聴者を含めると、日本では約600万人いると言われている。また最近の若い人は、子供のころからイヤホーンを使用していることもあり、難聴になる可能性も高い。

そこで補聴器が必要となるのだが、従来はアナログ補聴器でボリュームを上げるだけであったが、最近はデジタル補聴器として、各人の聴覚に合わせたフィッティングを販売店でやってもらえるそうだ。しかし製品価格はそう安くはない。

本日韓国のメーカーが来日され、これらの問題を解決するプレゼンの中の一つとして行った。(写真)これは携帯電話のコードレス受信機(Bluetooth)との兼用機種であり、一般補聴器のように小さくして隠すという発想ではなく、ファッショナブルに使用できる。更に密閉型骨伝導である。
純音テストを耳鼻咽喉科で行うと45分から90分かかるところを、この機種だと最大で1分とのこと。そして自動イコライザー機能があり、例えば老化による高音域の周波数を増幅させ、ノイズ等不要な領域の周波数を減少させるなどが出来ます。

聴覚障害は各人の限界可聴レベルより高い音域を連続で聞いた時に発生するため、リスニングをする際快適な音域環境を提供することにより、潜在的な聴力損傷を防ぐ働きもする。
市町村によって違いますが、身体障害者手帳を保持していないと、高額な補聴器を購入する時の補助金が得られません。従って中軽度難聴者のケアがされていないのが現状であり、この機種は市販の補聴器の半値以下で価格設定する予定なので期待が高まります。この事業を行う事は、社会への奉仕となると考えております。