markdadaoの日記

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国際ロータリー新長期計画(黒田RI理事)


「私たちは排他的な、心の狭い小団体になろうとはしてはなりません」
冒頭RI長期計画の背景を、1918年のRI国際大会でポールハリスの警鐘をもって説明が始まった。

「地域の生活を改善するため、社会のために情熱的かつ積極的に尽くす人々が中核となる世界的なネットワーク」をロータリーはコアと考える。そのコアとなる価値観は「奉仕」「親睦」「多様性」「高潔性」「リーダーシップ」であるとしている。

何故、地区やクラブで長期計画が必要なのか?「参加と包含」「動機と焦点」「継続と協同」「鼓舞と発展」「ロータリーの輝かしい未来を準備」のために。
地区やクラブを支えるために「革新である」「開放的になる」「変化をもたらす」「理論を伝える」「全員の協力」が必要である。
RI長期計画のプロセスはCheck-Plan-Do-Seeを回す。
基本として使命を明確にする。「私たちは、他者に対し奉仕し、高潔性を推進し、事業と専門職および地域社会のリーダーの間の親睦を通じて、世界理解、親善、平和を推進する」
そしてビジョンを見定める。「私たちは、世界中の地域社会における人々の生活改善に貢献するため、活発で行動力のあるクラブから成り、人々から選ばれる奉仕組織である」
そのビジョン達成のために3つの柱がある。「クラブのサポートと強化」「人道的奉仕の重点化と増加」「公共イメージと認知度の向上」これは基本的な優先事項と目標に戻ることである。
計画の立て方として「目標を明確化する」→「測定・対象」→「方法・行動」→「実行する人」→「資料・資源」などを考査する。特に目標等は数値で現せるようにし、具体的な評価が出せるようにする。
「クラブのサポートと強化」では多様性を重視すること。「公共イメージと認知度の向上」では職業奉仕の理想を強めること。
RI委員会と理事会の次にやる仕事は「継続性と普及促進」「2010-11年度のための変更された委員会構成」「ロータリー・コーディネーター・プログラム」「RI長期計画委員会再構成」「測定方法と目標基準の決め方」「現実的な行動に評価することに協力」。