markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

ETCゲートの故障


出張の帰り高速道路を下りるインターで長蛇の列となった。3つあるゲートの中央がETCゲートで故障中の表示。右側のゲートだけが開けてあり、手作業で対応しているために処理が遅くなる。後に左のゲートも開けたのだが、動きが緩慢であった。
もし道路公団の様に半官半民でなく民間のスーパーマーケットのレジであれば、お客様のラインが出来れば新しくレジをあけ対応しているはずだ。しかもそのキャッシャーは走って持ち場につく。時間短縮提供はお客様へのサービスと心得ているからだ。


その車の長い列の横で、7名の作業員がふざけあって通過センサーの設置をしている。もし民間であれば店長が飛んできて、お客の目のつかないところへと指示をするだろう。しかし公団は規定されたセクション以外のことは無関心なようである。
また、ゲートの故障はその前のインターの手前から情報を掲示しておけば、混雑を予測して手前で降りる人もいるだろう。しかし故障案内は直前にしかなかった。掲示の目的が形骸化していると思われる。

今日は遠方のお客様を訪問したので、偶然無料の高速区間も走行した。そこは対面通行で先頭の車の速度で全体のスピードが決まり、赤信号の無い一般道の様であった。帰りの区間は高速道路を使用しなかったが、殆ど車両を見かけなかった。きっと朝夕の混雑を避けるために無料化の実験を行っていると、勝手に納得はしたものの。
早く気概のある政治家達ががこれら公団を精査し、メンテナンスなどを含め個々のサービス事業へ民間の競争原理を導入したらいかがなものか?安全は民間企業の品質管理の発想を活用し、2重にチェックをかけることで解決ができるのではないか?
長い年月をかけ、公共事業としての大義をもって仕組みを作ってきたのだから、大きな声で是正を求めても改善は難しいであろう。むしろ経済の自然な競争下に、ユーザーサービスの意義を浸透させる環境を作る方が改善できるのかもしれない。