markdadaoの日記

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大連立構想


一昨日テレビで与謝野馨氏が「外国、特に中国などが国が後ろ盾となり経済進出を行っている中、日本では民主党自民党が対峙しているが、国際競争を考えれば必要に応じて手を組むべきである」と言っていた。
日本経済の歴史をみれば、繊維産業から始まり造船・重工業、自動車産業、家電産業など経済産業省(元通産省)とその関係大臣の世界戦略の下、製造業の付加価値をもって国威を伸ばしてきた経緯がある。
与謝野氏は小沢一郎と碁を通じて親交もあり、自民党を脱藩し新党を立ち上げ日本の将来に対しキャスティングボードを握る存在であるかのようにテレビの司会者が表現していた。
与謝野鉄幹と晶子の孫にあたり、外交官の父親をもち、中曽根康弘の秘書をしながら豊富な人脈をもつ氏である。このような経歴をもち、さらに以前から「オープンソースの活用」を推進していることから、日本の将来の産業の腹案をもっていると思われる。しかしマスコミは今後たちあがれ日本の与謝野氏のことより、自民・民主党に対する渡辺喜美みんなの党アジェンダーにどの程度関与するかを焦点とするでしょう。
NHKドラマの坂本竜馬とダブってしまうが、現在は国際間の経済競争により国の勝ち負けが決まってしまうので、与謝野馨氏の世界の中の日本を見る目には大事な意味が含まれていると思う。