markdadaoの日記

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外国人へ門戸を開く


来日して初めての休日、研修生の慰労と簡単なミーティングのために彼らの寮へ組合の理事さんと訪問した。
入口には下足とスリッパの履きかえがイラスト入りで表記されていた。N理事は若い時アメリカへ留学していたので流暢な英語でスピーチをしていただいた。
来週は地元警察の方に来ていただいて、日常生活において基本的なルールなどの説明をいただきます。それと大事な「外国人登録」をするために全員で市役所へ行きます。
現場での研修の前の座学は、彼らにとってまるで合宿のようで楽しそうであった。
N理事のところへ来ている研修生はセブ島近くの小さな島の出身者が多いそうで、来週2校しかない現地の大学を訪問し、帰国後の受け皿と技術移転について打ち合わせを行ってくるとのこと。


このような民間外交を行っている人たちがいる半面、発展途上国の外国人は犯罪の可能性があると入国を阻止または定住させずらい条件を出してくる一部の官僚、省庁に熟考を願いたい。
犯罪は低識字率や所得の問題に起因すると考えられる。その原因の対策やルールを講ぜず、蓋を閉めてしまおうとすることは国際社会では異様である。
日本語と日本文化の教育、そしてお金が適正に払える必要な職種に多くの外国人の門戸を開くべきではないか?その入国システムを作り、いかにそのルールを厳守出来るかに苦心したほうが前向きであろう。