太平洋戦争が終結し占領軍のアメリカが自由民主主義と昭和憲法を残していった。理由はわからないが第2外国語として英語を普及させなかったことは意見が分かれるところだろう。
大航海時代の覇者イギリスと自由主義国家のアメリカが世界に英語を定着させた。過去にアメリカビジネスマンは南米市場に対しスペイン語の習得が必要だった時期がある。しかしほとんどのアメリカ人は英語以外の言葉を使わなくてすむ。このような状況を考えると第2外国語に英語が採用されていれば、我々は随分楽であったろう。
アメリカは今も国力があるので、多くのアメリカ人は英語以外の言語は必要が無いのかも。旧ソ連圏の国々は崩壊したロシアに対し、周辺各国が独自の言語を使い始めている。
韓国は日本語熱が高い時もあったが、今は逆転し日本の年配女性がハングル語を学ぶ人が増えている。特別な例としてインドネシア中部の地域では文字がなかったので、ハングル語を普及させている。背景には韓国経済の協力を求めているとのことである。
日本軍がアジア各国を占拠した際、日本語の普及をさせている。また欧米各国も植民地政策としてその言語を残す歴史がある。国力があれば苦労はしないが、語学戦略を立てて世界へ日本語を普及させることも意義があるのでは？
