知人でドラムを趣味で演奏していた方が膵臓癌で亡くなられ、遺品をもらって欲しいとの話があった。
それがこのhttp://livehour.jp/:TITLEである。畳半分ほどの広さのため、当面事務所の机の上に置くこととした。Jazzの Live houseをやっているK-noteへ持っていったのだが、置く場所が無いとのことで結局私のところへ落ち着いたわけである。
このLITTLE JAMMERのドラムスの風貌に似た方で、髭をたくわえいつもニコニコされていた。自宅でこの写真のようにライトアップされたステージから演奏されるJazzを聞き、独り悦にはいっていた事が目に浮かぶ。トーンボリュームのベース音が最大にされてあったので、彼はドラムスだから左足のペタルで打つベードラの音を強調したかったのだろう。スネヤのリムショットやシンバルの高音よりも低音をトーンコントロールしたのは、それがライブの音に近いと思ったのだろう。
まさかこんなに早く亡くなるなんて、本人も事実を受け止める余裕が無かっただろう。でも友人へ亡くなる3か月前「俺、膵臓癌になっちゃったよ」て明るく言っていたのが辛い。
仕事が落ち着いたら、ステージ上の埃を掃除して供養したい。ご冥福を祈ります。
