markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

膳處漢(ぜぜかん)


http://www.kiwa-group.co.jp/restaurant/i100041.htmlは娘夫婦と高校時代の友人I君の会社のある「錦小路通り室町西入る」の中間地点にある。
以前は中庭を覗く和室で夕食を摂ったが、今回は通りに面した味わいのあるガラス越しの部屋で昼食を摂る。数量限定の箱弁当もあったが、それぞれ単品を取りお互い味見をしながらの食事で美味しくいただいた。
味よし、落ち着いた調度品に囲まれ至福の時間であった。以前中国の友人に招待された、上海旧租界地にある往年の洋館をリメークしたレストランの食事を彷彿させる。
膳處漢のスタッフに聞くと、ここは以前機屋さんであったそうな。I君からもこの室町西は機屋問屋の界隈であったと聞いていた。
食後I君に久しぶりで電話をしたら、淡々とした口調で今大阪で癌と闘っているとのこと。2ヶ月後には大手術を受ける予定。昨年彼と会った後、癌が発見されそれから会社を縮小し闘病生活をしている。

先月、間違えて彼の携帯電話へ電話をしたが、いつもをそれを見逃さず返信する彼であったが。何の連絡もなく一抹の不安をもって電話をした結果が、このような事であった。
高校・大学が一緒であった彼は、丸紅に入社し絹一筋で中国の奥地や世界中を駆け回り、退社後奥さんの実家の立て直しと休むことなく働いていた。昨年は美人な娘さんがテレビに出ていたことを伝えると、大いに喜び話が尽きなかった。
バイタリティあるI君の再起を祈る!