ラジオで音楽評論家の湯川れい子女史がJohn Lennonについて話をしていた。Johnは小野洋子のアドバイスで彼が長く思い悩んでいた彼自身の哲学に得心を得たと。
それは「地球上の生き物の命はすべて繋がっている」とのことだ。
人間を含め動物はその他の植物を含めた生き物の命をいただいて、己の命をつなぐ。食事前の「いただきます」の語源はここにあると教わった。
調査捕鯨用のクジラ肉を廉価で販売しこの事業の理解を深めると関係者は言っていたが、それは理屈であって死んでしまったクジラの肉を食して命をつなぐことがクジラへの償い。豚肉、牛肉、鶏肉、野菜、果物すべてそうだと思う。
「地球上の生き物の命はすべて繋がっている」という思想は東洋文化にあり、小野洋子は学生時代哲学を専攻しておりそのことが理解を深めたのかもしれない。
The Beatlesという影響力のあるJohnが戦争を反対し、人々の真の幸せを願った行動には勇気とrespectを感じる。返す返すも凶弾に倒れたことは今でも残念である。
